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■角頭歩戦法

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マンツーマンブックス
将棋奇襲(1)
角頭歩戦法
[総合評価] B

難易度: ★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き

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【著 者】 米長邦雄
【出版社】 山海堂
発行:1974年 ISBN:
定価:680円 214ページ/18cm

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マンツーマンブックス
将棋奇襲(1)
角頭歩戦法
[総合評価] B

難易度: ★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き

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【著 者】 米長邦雄
【出版社】 山海堂
発行:1987年12月 ISBN:4-381-00021-8
定価:900円 214ページ/18cm


【本の内容】
序説 角頭歩戦法基本図までの指し手    
第1章 基本図からの後手応手(1)△8七角    
第2章 基本図からの後手応手(2)△6二銀    
第3章 基本図からの後手応手(3)△9五角    
第4章 基本図からの後手応手(4)△5四角    
第5章 問題集 16問 32p


【レビュー】
角頭歩戦法の定跡書。

角頭歩戦法は、著者の米長永世棋聖が一時期連採して有名になった奇襲戦法。オリジナルが誰かは不明。将棋倶楽部24でのタイトル戦でも採用されたことがある(棋譜 )。

初手から▲7六歩△3四歩▲8六歩(図1)が角頭歩戦法の導入。初め て見た人は、先手がよほどのヘボか、歩をつかみ間違えたと思うだろう。有段者ならその破壊力を知っているので、警戒モードに入る。図1で△8四歩なら▲2二角成△同 銀▲7七桂(図2)で角頭歩戦法が実現する。 (以下の狙いは、本書を読むかネット検索してください。)

定跡編では先手角頭歩戦法が解説されている。2〜3手ごとに図面が挿入 されているので、盤に並べなくても読みやすい。

問題集は、定跡編とわずかに形が違うときの"次の一手問題"。 定跡編の補完という感じだ。

なお、図1で△4四歩と突くと先手角頭歩戦法の狙いは封じられる。これで も銀冠や変則向飛車を狙って一局だが、先手番としてはやや不満。それでプロでは指 されなくなってしまったのだが、アマで乱戦好きの方なら面白いと思う。本書では解説されていないが、後手角頭歩戦法というのもある(『将棋戦法小辞典』に掲載あり)ので、研究してみてはいかがだろうか。(2002July28)

図1 角頭歩戦法の導入図
 図2 角頭歩戦法の基本図
 図2



【関連書籍】

[ジャンル] 
奇襲・超急戦
[シリーズ] マンツーマンブックス
[著者] 
米長邦雄
[発行年] 
1987年

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