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■谷川流スピード将棋

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谷川浩司の将棋新研究(2)
谷川流スピード将棋
対四間・超早仕掛けの新工夫
[総合評価] A

難易度:★★★☆

図面:見開き3〜4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
中級〜有段向き

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【著 者】 谷川浩司
【出版社】 池田書店
発行:1983年2月 ISBN:4-262-10302-1
0276-100302-0316
定価:700円 234ページ/18cm


【本の内容】
振り飛車とは 振飛車の長所・短所 16p
右四間飛車 (1)右四間飛車の骨子 (2)基本形まで
(3)急戦型 (4)工夫型 (5)△5四歩型
50p
5七銀左戦法 (1)5七銀左戦法の骨子 (2)基本形まで
(3)基本形第2図よりの攻め(山田流▲9七角)
(4)基本形第3図よりの攻め(山田流▲3五歩)
44p
4六銀戦法(左銀) (1)4六銀戦法の骨子 (2)基本形まで
(3)基本となる攻め (4)急攻法
68p
棒銀戦法 (1)棒銀戦法の骨子 (2)基本形まで
(3)基本形からの攻め (4)明解な攻め
48p


【レビュー】
形勢判断を重視した、対四間飛車急戦の定跡書。

シリーズ1冊目の『将棋に勝つ考え方』で提案した“谷川流形勢判断法”に基づいて、居飛車急戦定跡を解説している。節目節目で形勢判断をいれる形式で、ちょうど『これにて良し?』(野秀行、1999)と似た構成である。1冊目を読んでいることが前提になっているらしく、形勢判断法そのものの解説はない。本書から読み始めた方にはやや唐突な感じがするかと思うが、慣れれば大丈夫そう。

一般的な変化に加えて、谷川独自の研究も散りばめられている(当時としては)。もっとも基本的な狙い筋から書かれているのでかなり分かりやすく、対四間飛車の急戦を一冊でマスターしたい人には、『羽生の頭脳 1』よりも本書の方がいいかも。(2003Dec20)



【関連書籍】

[ジャンル] 
四間飛車vs居飛車急戦
[シリーズ] 
谷川浩司の将棋新研究
[著者] 
谷川浩司
[発行年] 
1983年

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