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将棋戦法小辞典 | [総合評価] A 難易度:★★★ 図面:見開き6〜8枚 内容:(質)B(量)S レイアウト:B 読みやすさ:S 初級〜有段向け |
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【著 者】 鈴木輝彦 | ||||
【出版社】 木本書店 | ||||
発行:1992年5月 | ISBN:4-905689-36-8 | |||
定価:3,000円 | 334ページ/22cm/H.C. |
【本の内容】 |
四間飛車(▲7八銀型、▲6七銀型、位取り対策、左美濃対策) 中飛車 三間飛車 向飛車 相振飛車 穴熊(振飛車穴熊、居飛車穴熊) 矢倉(24手組、雀刺し、4手角、飛車先不突き矢倉) 棒銀(原始棒銀、角換わり棒銀) 早繰り銀 腰掛銀(木村定跡、右玉、飛車先保留腰掛銀) 相掛かり(ガッチャン銀、鎖鎌銀) ヒネリ飛車(棒金、凧金) 横歩取り(△2三歩型、△4五角、相横歩、△3三角、△3三桂) 鬼殺し 角頭歩戦法 アヒル 筋違い角 早石田封じ etc. ◆内容紹介 著者が担当したNHK将棋講座のテキストにさらに加筆。プロ、アマの間で戦われている全戦法にわたって、基本的な戦法から最新の戦法まで平易な語り口でわかり易く解説。初段をめざすアマチュア愛棋家には最適の書。 |
【レビュー】 |
(『将棋戦法小辞典』と『続・将棋戦法小辞典』の2冊まとめてのレビューです) 中級者〜初二段くらいが対象の総合定跡ガイダンス。『将棋戦法小辞典』で書ききれなかったことが『続』の方に書かれているといった感じだ。前著が「初段をめざすひとに最適の書」、後著が「有段者に手応え十分の戦法書」とのこと。どちらも、かなり多くの図面を取り入れている(見開きに平均7枚)ので、盤に並べなくても十分手順を追っていける。どちらかといえば、『続』の方が図面に対して説明が詳しいようだ。この2冊に載っていない戦法はほとんどないといえるだろう。 |