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定跡百科(11) 相掛かりガイドU |
[総合評価] A 難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 読みやすさ:B 有段向き |
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【著 者】 泉正樹 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1991年6月 | ISBN:4-89563-548-1 | |||
定価:922円 | 214ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
・第1章/互いに低い陣形での攻防がテーマで、主役は飛角桂歩。 |
【レビュー】 |
相掛かり△7二銀型の定跡書。『相掛かりガイド』(1988.12)の続編。構成はほぼ同じ。 △7二銀型は、超急戦に強い(金銀が壁になっていないので、玉の逃げ道がある)。現在は主流になっている形だが、5三や7一が薄い弱点がある。そのため、△7二銀型特有の先手の攻め方があるので要チェックだ。 本書で注目すべきは「ガッチャン銀▲4五同歩」。この形が優秀なので、ガッチャン銀を後手が避けるようになり、△4四歩が主流になったそうだ。その△4四歩はちょっとページ数が不足しているが、当時の最新型なのでしょうがない。 現在は入手困難のガイドシリーズだが、特に相掛かりは類書が少ないのでぜひ読んでおきたい。 ところで、「T」では"泉正樹/協力"だったのが、本書ではなぜか"泉正樹/著"になっている?(2002Aug17) |