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■将棋定跡最先端 振り飛車編

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将棋定跡最先端 振り飛車編
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将棋定跡最先端 振り飛車編 [総合評価] B

難易度:★★★★☆

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
有段者向き

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【著 者】 所司和晴
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2006年3月 ISBN:4-8399-2013-3
定価:1,449円(5%税込) 224ページ/19cm


【本の内容】
第1章 四間飛車 (1)左▲4六銀戦法
(2)▲4五歩早仕掛け
(3)居飛車穴熊 対 △4四銀型
(4)藤井システム 対 △4三金・3二金型
104p
第2章 中飛車 (1)ゴキゲン中飛車 対 ▲2五歩保留型
(2)先手角交換中飛車
50p
第3章 三間飛車 ▲居飛車穴熊 対 △5三銀型 32p
第4章 向かい飛車 ▲2五歩保留型 対 △5四歩・3三角型 24p
第5章 相振り飛車 ▲6七銀型向かい飛車 10p

◆内容紹介(MYCOMホームページより抜粋)
東大将棋ブックスを著した「定跡伝道師」こと所司和晴七段が最新研究を記した定跡書です。シリーズ完となる2巻目の本書は、振り飛車の戦いを取り上げています。結論が出つつある対四間飛車の急戦や、居飛車穴熊の戦い。またゴキゲン中飛車、三間飛車に加えて流行の相振り飛車も解説しています。タイトル戦などで現れた戦型を中心に、新しい変化や東大将棋ブックスの結論が変わったところを、ていねいに解説してあります。


【レビュー】
振飛車(相振飛車含む)の定跡書。プロの最先端で戦われている戦型を詳しく解説。

基本的には前著の『将棋定跡最先端 居飛車編』と同様に、「東大将棋ブックスシリーズ」の補足と、新たに現れた変化の解説。ただし向飛車と相振飛車は東大シリーズにはなく、新規の内容。レイアウトは「東大〜」と少し変わって、見開きに図面4枚になっている。

感想は基本的に『居飛車編』とほとんど同じ。基礎講座や歴史講座はないので、「級位者お断り」だ。普段からプロ将棋をよく研究し、たくさんの定跡書を読みこなしている人にはピッタリの内容。東大シリーズを全巻そろえてる人なら“買い”、それ以外の人は“スルー”でもいいかと思う。

賞味期限が短そうなので、お早めに。(2007Jun13)



【関連書籍】
 『
将棋定跡最先端 居飛車編
[ジャンル] 
振飛車総合
[シリーズ] 
[著者] 
所司和晴
[発行年] 
2006年

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