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振り飛車ワールド 第一巻 | [総合評価] B 難易度:★★☆ 〜★★★★☆ 図面:見開き0〜6枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:A 中級〜有段向き |
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【著 者】 毎日コミュニケーションズ/編 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2003年1月 | ISBN:4-8399-0902-4 | |||
定価:1,300円 | 220ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
振飛車党のファンブック。単体では単行本にならないようなものを、寄せ鍋風に集めて一冊にまとめてある。 中でも注目は、第2章の指定局面戦。20年ほど前は盛んに行われていた企画だが、近年ではあまり見なくなった。それが本書で復活、たっぷり94ページの掲載である。今回は「4五歩早仕掛けvs四間飛車」。『四間飛車道場 第四巻』を参考にすると良い。なお、振飛車党向けの本であるにもかかわらず、振飛車の1勝5敗に終わったのは少し残念。次回は振飛車が巻き返すか? 藤井・久保・鈴木大の三大振飛車党、大ベテランの剱持、女流の人気No.1安食、そしてバリバリの若手たちという充実の執筆陣。そしてかなり幅広いジャンルで読者を飽きさせない。一方で、個々の内容はやや中途半端な感じもする。また、難易度のバラツキが結構激しい。第1、3、6章は級位者もさらりと読めるが、その他の講座部分はかなり難しく、上級者から有段者向けだと思う。 非常に盛りだくさんの内容だが、最後の方はちょっと食傷気味になってしまった。これはきっと、わたしが居飛車党のせいだろう(笑)。(2003Feb21) |