スッキリ明快詰将棋 初段標準の218題 |
[総合評価] B 難易度:★★★☆ 見開き2問 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:B 中級〜有段向き |
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【著 者】 関根茂 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1999年11月 | ISBN:4-8197-0358-7 | |||
定価:1,200円 | 222ページ/19cm |
【本の内容】 |
・詰将棋=218問(5手=11問/7手=99問/9手=82問/11手=26問) ◆内容紹介 本書は『スッキリ明快』を標語にして問題を選んであります。解けばスッキリ、解けなくても答を一見すれば明快です。七手詰、九手詰が大部分ですが、五手から十一手まで218題を収めました。 |
【レビュー】 |
詰将棋問題集。 ・ヒントは一行。 ・手数は5手〜11手詰で、並び順はランダム。問題の大半は7手詰と9手詰で全体の83%を占める。それ以外は、前半は11手詰が多く、後半は5手詰が多い傾向あり。 ・通常は手数表示なし、ただし11手詰のみ手数表示あり。 ・問題の配列は玉の位置順。5筋の玉や入玉形はなし。 (一段目)△1一玉→△2一玉→△3一玉→△4一玉 (二段目)△1二玉→△2二玉→△3二玉→△4二玉 (三段目)△1三玉→△2三玉→△3三玉 (四段目)△1四玉→△2四玉→△3四玉 ・解説は3〜4行でやや貧弱。解説図面も1つだけなので、解説部はちょっと頼りない。 本書の詰将棋は、タイトルどおり比較的スッキリしたものが多く、難解なものは少ない。ただし、簡単に目に付くような初手で詰むことは少なく、それなりに読みを入れることが必要。 詰め力の筋トレとしてはちょうど良い。ただし解説はイマイチなので詰将棋初心者には向かず、ある程度7手・9手詰に慣れた人ならオススメ。(2009Sep19) |
【他の方のレビュー】(外部リンク) ・決めろ、ちゃぶ台返し!(将棋) |