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パーフェクトシリーズ 将棋基本戦法 居飛車編 |
[総合評価] B 難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
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【著 者】 森下卓 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1997年9月 | ISBN:4-8197-0336-6 | |||
定価:1,200円 | 223ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||
・【ミニコラム】名手▲5七銀(矢倉)/木村定跡(角換わり)/駅馬車定跡(相掛かり)/師匠の教え(横歩取り) |
【レビュー】 |
相居飛車の総合定跡書。相居飛車の四大戦型である矢倉・角換わり・相掛かり・横歩取りの基本を解説。 相居飛車の優しい定跡書はかなり少ない。振飛車に比べて序盤の形が多岐にわたるため、うまくまとめるのが大変だからだろうか。 本書はその中でも貴重な存在で、代表的な四戦型をさらにいくつかに分類して、基本の部分を解説している。ただし、解説は中盤か終盤の入り口当たりまでになっており、あまり詳しくはない。本書でなにか一つの戦型に興味を持つようになったら、もっと詳しい専門書を求めるべし。 個人的には、第2章〜第4章はまずまず合格点。第1章の矢倉も悪くはないが、急戦ばかりというのが気になった。矢倉は囲いあってからの崩し合いが一番の魅力だと思うので、4六銀-3七桂型や4七銀型同型矢倉など「しっかり入城する矢倉」も載せてほしかったと思う。(2006Feb14) |
【関連書籍】 |
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