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ミラクル終盤術 ○寄せ手筋をパターン化して詳解○ |
[総合評価] C 難易度:★★★★ 見開き2問 内容:(質)B(量)B レイアウト:B 解説:B 上級〜有段向き |
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【著 者】 羽生善治 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1991年1月 | ISBN:4-8197-0308-0 | |||
定価:880円 | 222ページ/19cm |
【本の内容】 |
(1)必至の研究 (2)受けなしの形 (3)玉は下段に (4)玉同士の距離 (5)受けで勝ちに (6)全体を見る (7)勝負の流れ (8)攻防の一手 (9)先手を取る (10)手順の妙 (11)寄せの筋 (12)受けの筋 (13)竜王戦より (14)実戦の一手争い (15)正確な読み ・各章末に練習問題あり。巻末に解答と解説。 |
【レビュー】 |
終盤の手筋解説書。羽生が雑誌に連載していた講座( 最初は簡単なものから、徐々に難しくなるように構成されているが、最後の方は難しくなりすぎてついていけなかった。と金がやたらと多いテーマ図も少し気になる。また、各章ではいくつかの例を挙げるにとどまり、全体としてあまりまとまっていない感じがした。サブタイトルに「寄せの手筋をパターン化して」とあるのだが、さほどパターン化されているようには思えなかった。 本書は羽生の初著作であるが、ちょっとイマイチだったか。有段者は、すでにある程度の終盤技術を修得しているので、確認のために読むのならそれなりの読み甲斐はあると思う。 |