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■第四十八期将棋名人戦

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第四十八期将棋名人戦
全記録
[総合評価] D

難易度:★★★☆

図面:見開き1枚
内容:(質)A(量)C
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
中級以上向き

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【編 者】 毎日新聞社
【出版社】 毎日新聞社
発行:1990年10月 ISBN:4-620-50448-3
定価:2,718円 190ページ/22cm/H.C.


【本の内容】
【名人】谷川浩司 【挑戦者】中原誠 (奪取)
 

先−後

戦型

観戦記

 
第1局 ○中原−谷川● 相掛かり▲5六飛 福井逸治 25p
第2局 ○谷川−中原● 角換わり△棒銀 加古明光 25p
第3局 ○中原−谷川● 相掛かり▲5六飛 石堂淑朗 25p
第4局 ○谷川−中原● 相矢倉△矢倉中飛車 加古明光 25p
第5局 ○中原−谷川● 相掛かり▲5六飛 井口昭夫 25p
第6局 ●谷川−中原○ 角換わり△棒銀▲右玉 清水孝晏 25p

・挑戦者決定同率決戦譜=15p
 ○中原−高橋●、角換わり相腰掛銀(井口昭夫)
・盤側の記(井口昭夫、加古明光)=各局3p×4
・「気配りの人・中原名人」(井口昭夫)=7p
・名人戦48期の全記録=2p
・第48期名人戦挑戦者決定リーグ成績表=1p


【レビュー】
名人戦の観戦記。

前期、圧倒的な強さを見せた谷川に挑むは大名人・中原。このころの中原は相掛かりの急戦を頻繁に指しており、今期も相掛かりで3勝を稼いだ。常に先手が勝つ展開だったが、第6局を先手の谷川が落としたことで決着。今期の谷川はやや消極策が多く、裏目に出たようだ。

ちょっと気になったのは、このころから近年の毎日観戦記者陣独特の「いらんこと言い」気質が出始めていること。このメンバーになってからまだ6〜7年、だんだん狎(な)れが生じてきてしまったようだ。(「狎れ」=親しみすぎて礼を欠くこと。)(2004Jul01)



【関連書籍】

[ジャンル] 
名人戦観戦記
[シリーズ] 
[著者] 
毎日新聞社
[発行年] 
1990年

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