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■将棋の必殺ワザ

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キミにもできる!必殺ワザ(5)
将棋の必殺ワザ
[総合評価] B

難易度:★

図面:見開き2〜4枚
内容:(質)A(量)C
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
小学校中学年の初心者向き

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【作】 先崎学 【絵】 伊藤ぢゅん子 【構成・文】 椎名龍一
【出版社】 ポプラ社
発行:2003年12月 ISBN:4-591-07946-5
定価:700円 158ページ/19cm


【本の内容】
第1章 将棋のルール (1)将棋盤に駒をならべよう
(2)駒のうごきをおぼえよう
(3)棋譜の符号をおぼえよう
(4)駒をとる!
(5)とった駒は打てる
(6)勝ち負けの決め方
(7)指しなおしや引き分けもある
32p
第2章 駒のソンとトク ・トクするように駒をとる!
・大もうけ大作戦クイズ-1(4問)
18p
第3章 序盤のワザ (1)はじめの一手
(2)角頭ねらいをうけてたつ!
(3)戦法をマスターするのだ!
28p
第4章 中盤のワザ (4)数で攻めるのだ!
・数で攻めよう大作戦クイズ-2(2問)
(5)歩で攻める!
(6)香車で攻める!
(7)桂馬で攻める
(8)玉のそばの駒を狙え
34p
第5章 終盤のワザ (9)これが詰みの必殺ワザ!
(10)これが寄せの必殺ワザ!
40p

【コラム】カッコイイ駒の指し方/将棋のマナー(1)/将棋のマナー(2)/ハンデ戦もあるのだ
・すぐに使える将棋の駒付き(厚紙)

◆内容紹介
初心者でもわかる!勝てる!すぐに使える必殺ワザをわかりやすく解説。


【レビュー】
こども向けの将棋入門書。

前半は二色刷り、後半はモノクロで、横書き。イラストが多く、文字も大きいので非常に読みやすい。たいていの漢字にはルビが振ってあるので、小学3年生くらいなら十分読める。

将棋の入門書には序盤から教えるものと終盤から教えるものがあるが、本書は前者の方。ルールを説明した後にまず、駒得と駒損についてしっかりと解説。次に、序盤の数手の意味を解説したところに先崎のこだわりを感じる。超序盤は駒がぶつからず、確かに初心者がつまづきやすいところだ。また、初心者本としては珍しく「マス目の価値」に言及している(114p〜117p)。

戦法や囲いの解説はザッと飛ばし、後半は主に中終盤の手筋を解説している。本書だけではさすがに足りないので、興味のある方は手筋の専門書を見ると良い。

イラスト担当の伊東ぢゅん子は棋書の分野ではあまり聞いたことなかったけど、児童書からビジネス書まで、結構活躍しておられるようです。⇒ 伊東ぢゅん子.com (2004Mar30)



【関連書籍】

[ジャンル] 
入門書
[シリーズ] キミにもできる!必殺ワザ
[著者] 
先崎学 伊藤ぢゅん子 椎名龍一
[発行年] 
2003年

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