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仕掛けのチャンスがわかる将棋の本 | [総合評価] C 難易度:★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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【監 修】 中原誠 | ||||
【出版社】 池田書店 | ||||
発行:2001年2月 | ISBN:4-262-10128-2 | |||
定価:1,000円 | 191ページ/19cm |
【本の内容】 |
・次の一手問題=計33問 相居飛車戦の仕掛け=86p(18問) 対振飛車戦の仕掛け=96p(15問) ◆内容紹介 将棋の勝負は、仕掛けの優劣によってきまる。「相居飛車戦」と「対振り飛車戦」の仕掛けに分けて、実戦によく現れる局面を問題形式で出題。より成功し、勝率が高くなる「有利な仕掛け」のノウハウを紹介する。 |
【レビュー】 |
次の一手形式で仕掛けの成否を考える本。テーマ図に対して仕掛けられそうな手を提示し、成立するかどうかを○×で答えるのがユニーク。 相居飛車編では、主に相掛かりや角換わりでの序盤の常識を問う問題が多い。本格的な攻撃形からの仕掛けは少ない。相掛かり五手爆弾(▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲2四歩)に対する後手の正しい対応が詳解されているのは結構ポイント高し。 対振飛車編では、主に居飛車▲5七銀左からの仕掛けの成否を問う。代表的な変化が分かりやすく書かれている。 居飛車党で正統派急戦を好む級位者にオススメしたい。(2002Jun09) |