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どんどん強くなる こども将棋 囲いの破り方入門 |
[総合評価] B 難易度:★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)C レイアウト:A(2色刷) 解説:A 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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【監 修】 中原誠 | ||||
【出版社】 池田書店 | ||||
発行:1996年9月 | ISBN:4-262-10120-7 | |||
定価:930円 | 190ページ/19cm |
【本の内容】 | |||||||||||||||
・練習問題=計37問 |
【レビュー】 |
囲い崩しの手筋を解説した本。 本書は特に子どもの初級者向けに基本的な囲いの崩し方を解説。第1章〜第4章ではメジャーな4種類の囲い崩しで、第5章では初級者で意外に登場率の高い「早囲い」や「中住居」などの崩し方にふれている。 レイアウトは基本的に見開き完結型で読みやすい。黒赤の二色刷りで、図面上での強調や矢印などが効果的に使われているので感覚的にも分かりやすい。ときどき挿入されるイラストも解説の一部で、親しみやすい絵が良い。ただ、ちょっと皮肉っぽいキャラが一名いるのは微妙(笑)。 また、漢数字以外の全ての漢字にフリガナが振られているので、小学1〜2年くらいで読める。 量が少ないのでBにしたが、はじめての囲い崩し本としては良書。もちろん子どもだけでなく、大人の初級者にもオススメ。(2005Jul23) |