(オリジナル版) |
ヒットコミックス 5五の龍 全10巻 |
[総合評価] S 絵:B ストーリー:A 構成:A キャラ:A |
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【著 者】 つのだじろう | ||||
【出版社】 少年画報社 | ||||
発行:1978年〜1981年 | ISBN: | |||
定価:各350円 | ページ/18cm |
≪1巻≫ 「奇手鬼殺しの章」 1978年 |
≪2巻≫ 1978年 |
≪3巻≫ 1978年 |
≪4巻≫ 1979年 |
≪5巻≫ 1979年 |
≪6巻≫ 「穴熊虎五郎の章」 1979年 |
≪7巻≫ 1980年 |
≪8巻≫ 「飛騨の中飛車の章」 1980年 |
≪9巻≫ 「嵐飛車の章」 1980年 |
≪10巻≫ 1981年 |
(愛蔵版・上) |
愛蔵版 5五の龍 上、下巻 |
[総合評価] S 絵:B ストーリー:A 構成:A キャラ:A |
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【著 者】 つのだじろう | ||||
【出版社】 中央公論社 | ||||
発行:(上)1989年4月 (下)1989年5月 |
ISBN:上)4-12-001790-7 (下)4-12-001816-4 |
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定価:各1,262円 | 984ページ/21cm |
(文庫版) |
5五の龍 全6巻 |
[総合評価] S 絵:B ストーリー:A 構成:A キャラ:A |
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【著 者】 つのだじろう | ||||
【出版社】 中央公論社 | ||||
発行:(1巻〜3巻)1995年11月 (4巻〜6巻)1995年12月 |
ISBN: | |||
定価:各583円 | ページ/cm |
≪文庫版1巻≫ 1995年11月 |
≪文庫版2巻≫ 1995年11月 |
≪文庫版3巻≫ 1995年11月 |
≪文庫版4巻≫ 1995年12月 |
≪文庫版5巻≫ 1995年12月 |
≪文庫版6巻≫ 1995年12月 |
【本の内容】 |
◆あらすじ 中学1年の駒形竜の父は元奨励会二段の真剣師。竜は、ろくに家に金を入れない父が嫌いだった。ある日、竜の家に虎斑の駒を持った男が現れる。男は父のライバルで、5年ごとに百万円の真剣を申し込むのだ。父と男の壮絶な真剣勝負が始まる。 あるきっかけで、竜は奨励会に入り、プロを目指すことに。そこで出会ったさまざまな奨励会員のライバルたち、あるいはプロ棋士、真剣師たち・・・。 |
【レビュー】 | ||||||||||||||||||||||
奨励会を舞台にした将棋漫画。「週刊少年キング」に1978年から1980年まで連載されたものを単行本化。 わたしが初めてこの漫画に出会ったのは、高二のときだった。当時、クラスメートと将棋を指すことに熱中していたわたしは、本屋で分厚い愛蔵版を見つけた。当時は『ドカベン』や『ブラックジャック』の豪華版(ハードカバー)が盛んに発売され、厚い漫画も見慣れ始めていたが、百科事典並みの分厚さの本書には度肝を抜かれた。 本の表紙から、明らかに将棋漫画であることは分かるのだが、フィルムがかかっていて中が見られない。一冊1,200円という定価は高校生のわたしにとって決して安い値段ではなく、中身を見ずに買うのは勇気が要った。それでも清水の舞台から飛び降りた気持ちで(今思えば大仰である)、Rocky少年は上巻をレジへ持っていった。 帰宅後、1,000ページ近くにも及ぶ上巻を一気に読みきった。読み出したら止まらなかった。序盤こそ、竜の性格が悪いせいか(というか、他の登場人物もやや性悪気味に描かれている)、「失敗したか?」と思ったが、上巻を読み終えるころにはすっかり虜になったRocky少年は、翌日迷うことなく下巻を購入した。 という訳で、本作はわたしが初めて読んだ将棋漫画である。(そのため、レビュー・評価にはいつも以上に思い入れバイアスがかかっていることをご了承ください) ●ストーリー(題名はわたしが勝手につけたものです) 〔愛蔵版・上巻〕 プロローグ/5年ぶりの訪問者/将棋部対抗戦/平手香の将棋入門/駒形竜馬vs虎斑桂介、無制限の死闘/指し掛け/角道道夫と早石田弘/プロを目指す決意/穴熊虎五郎/中学生名人戦/竜vs穴熊虎五郎/竜vs棒銀三郎/棒銀三郎vs角道道夫とミスタイガー/虎斑桂介死す/竜vs虎斑桂の100万円真剣/師匠探し/大道詰将棋と酔っ払い/奨励会入会試験/竜vs虎斑桂/虎斑桂の盤外戦術/竜vs棒銀三郎(香落)/竜vs竜馬/小将棋の駒/奨励会試験2日目/不合格/自殺未遂/高美濃弘/面接と合格/竜vs高美濃/竜vs歩月五級/虎斑桂3連勝/虎斑桂昇級/独立?/六級のB/同居解消/と金道場/東立大将棋部の児玉/5五の位は天王山!5五龍中飛車誕生/A復帰/東立大のリベンジ/戦型予告/完勝!5五龍中飛車 〔愛蔵版・下巻〕 5五龍中飛車旋風/竜vs金田五級/昇級/竜vs佐倉四級/竜vs菱湖三級(香落、上手ひらめ戦法)/穴熊逝く/竜vs段須三級/竜vs高美濃/竜vs棒銀三郎(香落)/四級へ/穴熊の幽霊?/将棋大天狗/竜vs梅木六級/退会の約束/変則将棋三番勝負/飛騨の中飛車/飛騨とプロ棋士5番勝負/飛騨vs中川四段/飛騨vs芦川八段/飛騨の中飛車・合掌造り!!/3連続タダ捨て/竜vs山越三級/高美濃退会/竜vs虎斑桂「見せ槍銀」/記録係/竜vs伊沢六級「袖飛車奇襲」/高美濃の葛藤/淡島六段vs芦川八段/角道の苦悩/高美濃、真剣詐欺?/後輩の奨励会試験/竜vs端歩朝三、棒銀vs嵐飛車元太郎/三級へ!/竜vs穴熊虎六/飛車落ち定跡/高美濃、足を洗う/高美濃復帰/竜vs大橋四級/角道、遭難/稽古将棋/竜vs桑野舞子/竜vs両角三級/竜vs虎斑桂/千日手指し直し/二級!!/エピローグ ●覚えられる将棋知識(登場順) 段級の水準/先後の決め方(振り駒)/棋譜の読み方/鬼殺し/定跡とは、囲いとは/居飛車と振飛車/将棋会館の紹介/必死とは/プロ棋士の収入/早石田/鬼殺し破り/角頭歩戦法/棒銀vs向飛車/プロ棋士系統図/大道詰将棋とは/ひねり飛車/香落ち戦の下手穴熊/将棋のルーツと小将棋/礼儀、作法/駒の並べ方/昇級基準/感想戦とは/四間飛車vs山田定跡/玉頭銀/秒読みの数え方/六枚落ち定跡/降級規定/四枚落ち定跡/魔の一間飛車/取らずの駒並べ/一番手直り/5五龍中飛車/中飛車奇襲/ひらめ戦法/ダンスの歩/手裏剣の歩/香落・下手卍飛車/駒落ちの意義/二枚落ち・下手二歩突っ切り/二枚落ち・下手銀多伝/曲詰め/八方桂/反射角/獅子王/真剣師とイカサマ/番太郎駒/飛騨の中飛車合掌造り/5五の位の取り方/相中飛車/記録係の仕事と手当て/居飛車穴熊/つのだ流飛車落ち定跡/お城将棋、太閤将棋、将棋所/角落ち定跡/千日手と持時間の規定 ●主な登場人物
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