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■まえがき

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Question:「あなたがやられると萎える戦法は、なんですか?」

Answer:「原始棒銀」「3手目角交換」「原始中飛車」「アヒル」「早石田」「早石田」「早石田」



これは冗談ですが、多くの方が早石田を苦手にしているのは確かだと思います。

わたしは1999年に将棋倶楽部24に4級で登録したころ、某氏の早石田に6連敗を喫しました。「なんとかして某氏に勝ちたい…!」その思いが、わたしを将棋に惹きつけていったようです。

苦手戦法が一つあると、それだけで序盤が大きく制約されてしまいます。たとえば、早石田が苦手なら、▲7六歩に△3四歩と角道を開け合うことができません。これでは将棋の味が半減してしまいますし、有段者を目指すときに大きな障壁になってしまいます。

多くの人が苦手としている早石田ですが、とにかく対策を一つ持っておけば大丈夫です。もちろん、双方が最善を尽くせばほぼ互角になるのですが、奇襲を抑えて互角なら対策は成功と言えるでしょう。対策があれば、自信を持って序盤を指すことができます。

本研究所では、


 ・早石田対策を検討します。特に先手早石田に対する4手目、後手早石田に対する5手目を中心に検討します。

 ・多くの参考文献から早石田の変化を調べ、Rocky-and-Hopper独自の解釈を加えて解説しています。

 ・『将棋倶楽部24万局集』を活用し、実戦における傾向を調べます。


早石田を苦手としている級位者をターゲット
にしていますが、有段者や早石田党の方にも参考になるように心がけました。


それでは早速、次項から早石田の解説に入ります。



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