2.6KB

<< 直前のページへ戻る

■将棋に勝つ定跡読本

< | No.0375 | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > 将棋に勝つ定跡読本
将棋に勝つ定跡読本
zoom
将棋タウンさんthx!
将棋に勝つ定跡読本
次の一手
[総合評価] C

難易度:★★★

見開き2問
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
解答の裏透け:B
解説:C
中級〜有段向き

Not found at Amazon.co.jp

【著 者】 大野源一
【出版社】 弘文社
発行:1976年 ISBN:
定価:780円 272ページ/18cm


【本の内容】
・次の一手問題=計260問
序盤戦 振り飛車=29問/両居飛車=5問/居飛車=16問 50問 52p
中盤戦 四間飛車=36問/棒銀戦法=10問/中飛車=16問/
三間・向飛車=32問/阪田流向飛車=6問/相振飛車=10問/
両居飛車=24問/矢倉戦法=14問
148問 150p
終盤戦 終盤戦の攻防と寄せ=47問/即詰め問題=15問 62問 64p


【レビュー】
定跡習得系の次の一手問題集。昭和50(1975)年に夕刊フジ紙に「つぎの妙手」として連載されたものを選集。

さまざまな定跡から次の一手問題を出題。振飛車戦・相居飛車戦を問わない(「両居飛車」と言っているのが時代を感じさせる…)。もっとも、本書に出てくる局面は相当古く、現代でお目にかかるものはほとんどない。

また、解説量が少なく、解答の分かれの局面も「???」というものが結構あった。現代とは大局観がずれているものもあり、あまり次の一手問題集としてはオススメできない。特に中盤戦の項はズレ傾向が強い。ただし、逆に「昭和の感覚を取り入れたい」という人にはちょっと面白い一冊となるだろう(って、そんな人いるの?)。

問題数は一冊としてはやや多め。終盤の問題はまずまずの出来なので、損はしないと思う。(2004Aug20)



【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集(定跡習得系)
[シリーズ] 
[著者] 
大野源一
[発行年] 
1976年

< | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > 将棋に勝つ定跡読本


Copyright(C) 1999-2024 【将棋 棋書ミシュラン!】 All Right Reserved