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■棒銀一直線

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棒銀一直線
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棒銀一直線
将棋がもっと楽しくなる!
[総合評価] A

難易度:★★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き

【編 者】 週刊将棋
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:1994年9月 ISBN:4-89563-606-2
定価:1,165円 223ページ/19cm


【本の内容】
第1章 居玉編 ・相矢倉模様△居玉棒銀 20p
第2章 筋違い角編 ・3手目角交換▲筋違い角+棒銀
・阪田流向飛車模様△筋違い角+棒銀
26p
第3章 対振り飛車編 ・△四間飛車穴熊vs▲速攻棒銀
・△四間飛車穴熊vs▲左4六銀
・△四間飛車vs▲棒銀+一段金
28p
第4章 対四枚左美濃編
(林葉流)
・△四枚美濃vs▲四間飛車→玉頭棒銀攻め
・△四枚美濃vs▲向飛車→玉頭棒銀攻め
・△四枚美濃vs▲7五歩型四間飛車→棒銀玉頭攻め
・林葉流対策
・▲大野流角交換向飛車+ナナメ棒銀
26p
第5章 4筋早仕掛け編 ・△四間飛車vs▲棒銀+4筋仕掛け 14p
第6章 相棒銀編 ・角換わり相棒銀 18p
第7章 飛先不突編 ・相矢倉▲飛先不突き棒銀 36p
第8章 居飛穴プラス編 ・△四間飛車vs▲居飛穴+右4六銀 24p
第9章 ひねり飛車編 ・▲ひねり飛車+奇襲棒銀 24p

◆内容紹介
将棋の戦法の中でも、最も単純明快、破壊力抜群の棒銀戦法。その戦い方のコツ、心得の具体的手順を紹介。今までの定跡書にない形を中心に構成したユニークな一冊。


【レビュー】
急戦・奇襲・変則の棒銀戦法の定跡書。ナナメ棒銀も含む。

本書は「外伝シリーズ」の一つで、読みやすさには定評がある。図面はすべて棒銀側が手前になっている。後手限定の戦法もあるので、そのときは「便宜上先後逆」。ただ、本書の対象棋力は有段者だと思うので、先後はそのままの方が良かったと思う。

ひとくちに棒銀といっても、いろいろなものがある。代表的なものは相掛かり原始棒銀・角換わり棒銀・対振飛車棒銀などだが、本書で扱っているものはちょっと変わったものが多い。逆にオーソドックスな棒銀は扱っていない。

第1章・第3章・第5章・第7章はプロでも使う有力な棒銀。これらは相手がちょっと対応を誤れば一気に優勢に立てるし、本格的な対策を講じてきても互角に戦える優れものばかり。もちろん研究が必要だが、得意戦法とするのにオススメの棒銀たちだ。

一方、第2章・第4章・第6章は奇襲、ハメ手色が非常に濃い。序中盤で相手に疑問手を指させてあり、それを根拠に攻めが成功していることが多い。本書を読んでいて、途中でその疑問手に気づけば立派な有段者だ。一発勝負として用いるならなかなか面白いが、正確な対応をされると苦しくなることも多いので、得意戦法とするのはやや疑問。むしろ、一発もらわないように知っておくのは良い。

第8章・第9章は展開に応じて用いる感じで、結構有力。バリエーションの一つとするのが良い。

「持ってなくてもなんとかなるかな…」という印象だったが、他書に載っていない戦法が多いので、少々甘めのAとしました。(2004Oct03)



【関連書籍】

[ジャンル] 
棒銀
[シリーズ] 
[著者] 
週刊将棋
[発行年] 
1994年

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