2.6KB

<< 直前のページへ戻る

■名局コレクション[1] 現代矢倉

< | No.0385 | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > 名局コレクション[1] 現代矢倉
名局コレクション[1] 現代矢倉
zoom
名局コレクション[1]
現代矢倉
[総合評価] C

難易度:★★★★

図面:見開き6枚
内容:(質)A(量)C
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
上級〜有段向き

【著 者】 中原誠 ほか 【編 者】 週刊将棋
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:1993年10月 ISBN:4-89563-584-8
定価:1,400円 216ページ/19cm


【本の内容】
自戦記=全15局
中原誠 ・vs森内俊之、1991.09.27 第41期王将リーグ、相矢倉▲3七銀 20p
谷川浩司 ・vs羽生善治、1992.11.10 第5期竜王戦第2局、相矢倉▲森下システム
・vs村山聖、1993.01.13 第42期王将戦第1局、相矢倉△スズメ刺し
18p
加藤一二三 ・vs丸山忠久、1992.08.07 第18期棋王戦、相矢倉▲3七銀 20p
高橋道雄 ・vs中原誠名人、1992.04.23 第50期名人戦第2局、相矢倉▲3七銀 20p
南芳一 ・vs加藤一二三、1992.09.30 第18期棋王戦、相矢倉▲3七銀 20p
田中寅彦 ・vs塚田泰明、1992.09.02 JT日本シリーズ、相矢倉▲棒銀
・vs谷川浩司、1992.09.17 第18期棋王戦、△無理矢理矢倉+棒銀
22p
森下卓 ・vs淡路仁茂、1990.10.16 第6回天王戦、相矢倉▲森下システム風
・vs南芳一、1993.01.28 第6期竜王戦R1組、相矢倉▲森下システム△5三銀型
22p
森内俊之 ・vs東和男、1993.03.12 第51期B級2組順位戦、相矢倉▲3七銀 20p
佐藤康光 ・vs井上慶太、1992.11.10 第51期C級1組順位戦、相矢倉▲3七銀
・vs高橋道雄、1992.08.11 第5期竜王戦本戦、相矢倉▲森下システム
24p
郷田真隆 ・vs森下卓、1992.10.27 第11回全日プロ、相矢倉▲3七銀
・vs中原誠、1991.05.16 第58期棋聖戦、相矢倉▲森下システム
22p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
「矢倉を知らないということは、将棋の面白さを半分しか知らないということだ」と言い切った棋士がいる。(中略)プロを魅了してやまない戦法が矢倉である。(中略)この戦型別実戦集は、プロ棋戦において頻繁に登場する戦型を採り上げ、その魅力と見所を伝えることを企図して編まれた。棋書としては比較的珍しいアンソロジー形式を採っている。


【レビュー】
オムニバス形式の自戦記集。A級や若手新鋭から矢倉の得意な棋士を選抜し、それぞれが自戦記を1〜2局書いている。

15局はちょっと少なめ。一つ一つの自戦記のレベルは高いが、各々がバラバラに書いているため、やや散漫な感じがする。たとえば、▲加藤vs△丸山(担当:加藤)で加藤が快勝した戦型に対し、▲加藤vs△南(担当:南)では南が修正案を出して勝ってしまっている。比較してみると面白いのだが、名局を集めているはずなのに、A<Bの構図はちょっと不可思議。一方、森下システムの発想の原点となった▲淡路vs△森下と、森下システムの最前線(当時)である▲森下vs南の関係は、同一棋士(森下)による記述で統一感があって良いと思う。

なお、『名局コレクション[2] 角換わり』(1993)には「角換わり進化論」という戦法変遷の解説があったが、本書にはない。代わりに、各局末に「○○(棋士の名前)と矢倉」というコラムがあり、各棋士の別の棋譜をプチ解説している。悪くはないけど、「矢倉進化論」にしてくれた方が面白かったかな…?(2004Sep07)



【関連書籍】

[ジャンル] 
自戦記
[シリーズ] 名局コレクション
[著者] 
週刊将棋
[発行年] 
1993年

< | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > 名局コレクション[1] 現代矢倉


Copyright(C) 1999-2017 【将棋 棋書ミシュラン!】 All Right Reserved