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■おもしろゲーム将棋

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おもしろゲーム将棋
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将棋タウンさんthx!
おもしろゲーム将棋
異次元で遊べ!
[総合評価] A

難易度:−

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
すべての将棋ファン向き

【著 者】 湯川博士 【編】 週刊将棋
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:1991年9月 ISBN:4-89563-555-4
定価:980円 302ページ/21cm


【本の内容】
第1章 運命ゲーム ・トランプ将棋(4局/ポイント)
・じゃんけん将棋(1局)
60p
第2章 ミステリーゲーム ・つい立て将棋(3局/寄せのポイント)
・覆面将棋(1局)
58p
第3章 脳細胞破壊ゲーム ・安南将棋(2局/安南詰め解答)
・オセロ将棋(2局/次の一手の解答)
・資本還元将棋(1局)
64p
第4章 最終兵器ゲーム ・八方桂(2局/急襲の手筋)
・獅子王(4局/獅子王を寄せるには?)
・取らず銀(2局)
50p
第5章 電光石火必殺ゲーム ・王手将棋(2局/自慢の研究/腹角で詰んでいる
 /五段目の桂/腹角のテクニック/空き巣狙いの角
 /端角の直撃/定跡手順(4二金型(1)(2))
・二手指し将棋・二手指し王手将棋(3局)
・取る一手将棋(1局)
40p
第6章 フェアリー詰将棋の世界 ばか詰/安南詰/対面詰/自殺詰/天竺詰
/複合詰/二玉詰/珍種詰あれこれ
22p

・【ゲーム将棋博物館】(1)ここせフィニッシュ (2)大雨もり (3)命のと金 (4)こんなのもある(反射角/お友達将棋/天竺将棋/コイン将棋/パックマン将棋/インベーダー将棋/ほか)
・【コラム】賞金10万円!ゲーム将棋大会/オセロ将棋・ルールの進化/資本還元将棋を創った男/八方桂・創案者とルール/中将棋から来た獅子王/王手将棋大全の男/取る一手将棋のルーツ/フェアリー詰将棋の歴史

◆内容紹介
将棋はもともとすばらしいゲーム。でもちょっとしたルールの工夫で、奇想天外な異次元感覚ゲームに変身します。覆面将棋、ジャンケン将棋など究極のゲーム将棋を満載。


【レビュー】
変則将棋の紹介本。

将棋の駒を使った遊びといえば、ルールを知らない人なら「はさみ将棋」「まわり将棋」「山崩し」「将棋倒し」などがある。しかしこれらは、本将棋のルールとは全く無関係なゲームである。本書で紹介しているゲーム将棋は、あくまでも「将棋の駒の動きを利用した変則将棋」である。

「運命ゲーム」:運の要素が大きいジャンルで、初心者でも楽しめそう。
「ミステリーゲーム」:推理の要素があり、「
軍人将棋」が好きな人向き。
「脳細胞破壊ゲーム」:もっともスリリングなジャンルで、本将棋では考えられないような妙手・驚愕手が飛び出す。
「最終兵器ゲーム」:一方だけが駒を大量に落とす代わりに、超強力な駒を与える。“少数精鋭vs大軍”の戦い。
「電光石火必殺ゲーム」はあっという間に勝負が付くもの。
「フェアリー詰将棋」:特殊ルールの詰将棋。


変則将棋のおもしろいところは、本将棋の棋力差が縮まるor吹っ飛ぶところ。「八方桂」などは慣れないうちは予想外の悪手・妙手が飛び出す。しかし指す人が多ければ、将棋系ゲームの一ジャンルとして立派に成立しそうだ。他方、運の要素が大きい「じゃんけん将棋」などは、超初心者vs高段者でも十分楽しめる。もちろん、宴会や合宿の余興にもピッタリだ。

 「ある程度の駒の動かし方が分かれば、幼い子どもと親が一緒に遊べる。あまり楽しいので、子どもが『お母さんもう一回もう一回』とせがむこと必至だ」(60p)

入門時に六枚落ちや八枚落ちで教えるよりも、よほど将棋好きになりそう。(手加減もしやすいし!)

本書では、簡単なルール説明をしたあとは、ほとんどすべて実戦譜の解説。ある程度感覚に慣れたら、「あとは自分でやってみなさい」というスタンス。普通の棋書ならダメ出しだが、本書に限ってはこの構成で十分面白い。

これもまた、かなりの“奇書”である。類書はほとんど見当たらない。一家に一冊…は要らないとは思うが、「一将棋部に一冊」「一将棋クラブに一冊」は必携かも?!(2006Jun23)



【関連書籍】

[ジャンル] 
変則将棋・本将棋以外
[シリーズ] 
[著者] 
湯川博士 週刊将棋
[発行年] 
1991年

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