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■初段の力

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初段の力
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週将ブックス
初段の力
[総合評価] C

難易度:★★★☆

見開き1問
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:B
解説:C
中級〜上級向き

【編】 週刊将棋
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2008年12月 ISBN:978-4-8399-3082-0
定価:1,449円(5%税込) 224ページ/19cm


【本の内容】
・次の一手問題=計106問
第1章 寄せの手筋(第1問〜第66問)
第2章 しのぎの手筋(第67問〜第86問)
第3章 中盤の手筋(第87問〜第106問)

◆内容紹介
本書は週刊将棋の「段・級位認定次の一手問題 初段クラス」を「寄せ」「しのぎ」「中盤」のテーマに分けて収録したものです。読んで理解しやすいように、図面を多く用いて解説してあります。解答はすべて三択になっていて、どれかが妙手順を含む正解手になっています。中終盤の力をつけて、皆様の実戦に役立ててください。


【レビュー】
次の一手問題集。週刊将棋誌に掲載された問題(2004年1月14日号〜2006年2月15日号)をまとめたもの。

姉妹書の『二段の力』(2007.12)とは違い、候補手が三択で表示され、代わりにヒントはなし。他に週刊将棋掲載時の正解率(%)も表示あり。今回の並び方は正解率順ではなく、ランダム。問題のレベルは『二段の力』と大差なく、三択がある分だけ易しい、という感じ。棋力に自信のある人は三択を見ずにトライすればよいし、ちょっと難しいと感じた人は遠慮なく三択を見ればよい。

第1章は寄せの問題。初段クラスでは、大部分の問題が「○○Z(ゼット)で寄せる」というもの。「○○Z」とは、「特定の利きを持つ駒を渡さなければ、自陣は絶対詰まない」という意味。「ナナメZ(角銀Z)」「飛車金Z」「桂馬Z」などがある。なので、まずは自陣の安全度を確かめてから寄せを考える癖をつけよう。たまに「自陣は完全Zで寄せるだけ」「自陣は受けなし、詰めるだけ」の問題もある。「詰めろ逃れの詰めろ」はあまりない。

第2章はしのぎの問題。「合駒の選択or玉の逃げ方」の問題が多いが、たまに「逆王手」「合駒請求」もある。

第3章は中盤の問題。駒得を図ったり、馬や竜を作るものが多い。

難易度は、(難)第2章>第1章≧第3章(易)で、これは『二段の力』と同様。特に第3章は選択肢なしでも全問正解できた。逆に第2章は正確で長い読みが必要で、敵方に妙手がある場合もあり、選択肢を見て考えても間違えることが多かったorz。また、今回は正解率50%以下の問題はほとんどなく(第19問(38%)のみ)、いわゆる引っ掛け問題がない。(※もっともらしい偽作意が用意してあると多くの人が引っかかり、正解率がランダムの場合(約33%)を下回ることがある)

二段の力』との違いは、選択肢(三択)あり・ヒントなしか、選択肢なし・ヒントありか。個人的には、読み切れないまま選択肢を選んで正解でした、というのは意味がないと思うので、選択肢なし・ヒントありの方(『二段の力』の方)がいいかなぁ。好みで選べばよいと思う。(2009Jul17)

※第2章「しのぎの手筋」第80問は、しのぎの問題ではない。(自陣は安全、攻めるだけ)


【他の方のレビュー】(外部リンク)
将棋の棋書レビュー




【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集
[シリーズ] 週将ブックス
[著者] 
週刊将棋
[発行年] 
2008年

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