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■ステップアップ詰将棋 3手・5手・7手 160題

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ステップアップ詰将棋 3手・5手・7手 160題
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ステップアップ詰将棋
3手・5手・7手 160題
解くスジがわかるから長い手にも挑戦できる!
[総合評価] B

難易度:★★☆
   〜★★★☆

見開き1〜2問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:C
解説:B
初級〜上級向き

【著 者】 青野照市
【出版社】 成美堂出版
発行:2016年7月 ISBN:978-4-415-32191-2
定価:740円+税 319ページ/15cm


【本の内容】
第1章 ステップアップ 3手詰 8級から6級 60問
第2章 ステップアップ 5手詰 5級から2級 55問
第3章 ステップアップ 7手詰 3級から2段 45問

◆内容紹介(「おわりに」より抜粋)
3手詰なら何とか解けるが、5手詰となると難しく、7手詰はちょっと手が出ない、というファンはかなり多いのではないだろうか。

本書はそういう方のために、3手詰で学んだ手筋を5手詰や7手詰に応用すれば、今まで解けなかった問題も解けるようになってほしいという、『ステップアップ』の詰将棋集である。


【レビュー】
3〜7手の詰将棋問題集。

詰将棋というのは、一般に手数が増えるほど、変化が飛躍的に増大する。ある程度の手数になってくると(例えば9手〜13手)、それは大差なく感じられるが、短手数(特に3手〜7手)では手数が増えるにしたがって急に難しくなったように思うことがあるだろう。それが初級者にとって、詰将棋に挑戦するときの大きなハードルになっている。

そのハードルを解消するための一案として、本書では各問題で使う「詰将棋の手筋」を掲示するようにしてある。本書のレイアウトは〔右図〕のようになっていて、「○○の手筋」の部分がそれに相当する。問題ページに表示されている内容は以下の通り。

 (A) ○手詰 (手数表示)
 (B) ○分で○級 (棋力の目安)
 (C) ○○の手筋 (手筋の表示)
 (D) タイトル (10字程度)
 (E) 問題図 (図面は駒形使用)
 (F) ヒント (10字程度)


問題図を除くと、ヒントが5つある様な感じになっている。特に、使う手筋が表示されていることで、「初手はここかな?」とか「こういう詰め筋かな?」というように、本筋らしきところに自然に目が行くようになる。

例えば、「大駒の離し打ちの手筋」と書かれていれば、飛や角を一間離して打つ筋を特に意識するようになる。こういった問題は、くっつけて打つ筋も含めるとかなりの変化量になっていることが多く、ノーヒントのスッピン出題だと結構難しいが、本筋以外を意識の外に出すことで、非常に解きやすくなっている。その一方で、本筋の面白さの部分はあまり損なわれていない。

なお、例えば「焦点の捨て駒」と書いてあっても、「脱出阻止」や「退路封鎖」の意味合いを含むなど、複合技であることも多いので、手筋表示はあくまでも参考程度に。



本書の手数、棋力の目安、手筋を一覧にすると、以下のようになる。(あまり見やすくはないですが、雰囲気を感じてください(汗))特に多い手筋は「守備駒無能化」、「脱出阻止」、「焦点の捨て駒」、「両王手」、「危険地帯誘導」など。



「詰将棋の手筋」を言語化して掲載したのは、良い工夫だったと思う。意識することで、ただベタ読みしていた人も、詰将棋が有機的に感じられるだろう。特に、指し将棋で「格言」が好きな人にはマッチするに違いない。(2016Nov27)



【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
[著者] 
青野照市
[発行年] 
2016年

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