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■9級から初段までの基本詰将棋160題

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9級から初段までの基本詰将棋160題
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9級から初段までの基本詰将棋160題
詰みの基本手筋が見事に身につく!
[総合評価] B

難易度:★☆
〜★★★★

見開き1問
(第20問までは見開き2問)
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:C
解説:B
初級〜有段向き

【著 者】 青野照市
【出版社】 成美堂出版
発行:2009年12月 ISBN:978-4-415-30687-2
定価:777円(5%税込) 320ページ/15cm


【本の内容】
・詰将棋=計160問+7問  ※( )内の数字は問題数です。
第1章 初級の詰将棋 9級から7級 35問(1手詰(10)/3手詰(25))+2問
第2章 中級の詰将棋 6級から4級 40問(3手詰(5)/5手詰(29)/7手詰(6))+1問
第3章 上級の詰将棋 3級から1級 35問(7手詰(25)/9手詰(10))+1問
第4章 初段挑戦の詰将棋 20問(9手詰(20))+1問
第5章 実戦・曲詰めの詰将棋 30問(7手詰(4)/9手詰(8)/11手詰(9)/13手詰(3)/15手詰(1)/17手詰(1)/19手詰(1)/21手詰(3)/23手詰(1))+2問

◆内容紹介
詰将棋作家としても名高い著者がとっておきのオリジナル作品を創作。将棋を覚えたばかりの人が解く1手詰みから、初段を目指す方のための9手詰みまで、楽しんで強くなる160題を収録。詰みの基本手筋が見事に身につく!


【レビュー】
詰将棋問題集。

本書では、1手詰〜9手詰の詰将棋を130問、駒余りでもかまわない実戦詰将棋を20問、初形が文字などになっている曲詰めを10問収録している。実戦詰将棋は部分図で、美濃囲い・舟囲い・矢倉・穴熊などの囲いが少し崩れた状態から詰めていく。

冒頭の1手詰から3手詰の途中(第20問)までは見開き2問2答、第21問以降は見開き1問1答になって、解説図も3枚に増量する。第4章までは基本的に手数の少ない順に並んでいる。手数が増えるとき、最初の数問は非常に易しい問題で、「詰将棋」というよりは「詰め手筋」の問題が多い。

問題の傾向としては、
 ・前半は「金頭桂」の手筋を応用させる問題が割りと多い。
 ・後半は飛の限定打(一間離して飛打ち)、打歩詰め回避が結構多い。
 ・第45問〜第47問は、5手詰では珍しい入玉形3連発。

また、各問には「○級問題」と「(考慮時間)○分」という属性が付いている。また、巻末には棋力判定表があり、全体の正解数から詰め棋力を判定することができる。ちなみにわたしは「2級以上」という、とても手厳しい判定でした( ノ´Д`)丿

正直、本書の評価は少し悩ましい。個人的には、「あまり手数・難易度の違う問題を一冊にまとめるのは良くない」と思っている。1手詰・3手詰がちょうど良い人にとっては、後半の7手詰・9手詰は桁違いに難しく感じられるし、逆に7手・9手が適正レベルの人には、前半の1手・3手は退屈だからだ。

ただし、本書の場合は、以前に出た手筋を応用することが頻繁にあり(「問題○○を参照」などと書いてある)、短手数の問題が次へのステップになっているため、ある程度の関連性がある。

総合的に見て「7手詰・9手詰がメイン」と言えるので、5手詰が限界の人は第2章まで楽しむ(残りは棋力が上がってから挑戦する)のがよさそう。7手詰・9手詰がジャストフィットの人は、前半はウォーミングアップのつもりで。

うーん、そうするとやっぱり、どの棋力の人も70問くらいしか楽しめないことになってしまうなぁ…。Cなのかなぁ。(2010Dec14)

※誤字・誤植(初版第1刷で確認)
p52 ×「両王手で詰むのを確認された。」 ○「〜確認されたい。」or「〜確認されたし。」
p275問題140 問題図・解説ともに「9手詰」と書かれているが、「7手詰」が正しい。(解説手順は誤りではない)



【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
[著者] 
青野照市
[発行年] 
2009年

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