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■詰将棋ドリル(2) 1手詰初・中級編

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詰将棋ドリル(2) 1手詰初・中級編
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チャレンジシリーズ
一番わかりやすくて面白い!
詰将棋ドリル(2) 1手詰初・中級編
10級から1級にレベルアップ 飛躍の274問!
[総合評価] B

難易度:★☆〜★★

見開き4問(前半)
    2問(後半)
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解答の裏透け:A
解説:B
初級〜中級向き

【著 者】 森信雄
【出版社】 廣済堂出版
発行:2012年1月 ISBN:978-4-331-51603-4
定価:800円(5%税込) 191ページ/18cm


【本の内容】
・1手詰=274問

◆内容紹介
終盤で「確実に詰ます」力を身につけるには、詰将棋がとても効果的。本書は、入門を終えて将棋を楽しめるようになった初級者から、実戦を積んだ上級者向けの詰将棋問題集です。10級から1級まで棋力別の出題方式を取っているので、自分のレベルに合わせて始めることもできますし、初級者でも順番に問題を解いていけば、いつの間にか上級の問題も解けるようになっているはずです。1手詰の幅広いジャンルから、詰めの謎解きの面白さや不思議さを味わいながら、「終盤力」を養い「読みの力」をつけましょう。


【レビュー】
1手詰限定の詰将棋問題集。『詰将棋ドリル(1) 1手詰入門編』(2011.09)の続編。

詰みの基本は1手詰めである。基本的な詰み形については、『入門編』でマスターしたという方は、そのまま次のステップの3手詰めに進んでもかまわない。

ただし、1手詰めにはまだ「奥」がある。一見するとまだ詰み上がっていないような、まだ玉方が対応できるような形でも、詰みとみなすような場合がある。これらもすべて解けるようになって、初めて「1手詰はマスターしました」と言えるのだ。

本書は、基本的な1手詰めができるようになった人向けに、さらに様々な詰み形を習得できるようにした本である。

本書で気をつけたい形は、次の3つ。(1)〜(3)の複合形もある。

 (1) 飛・角・香で間接的に玉をにらんでいるため、王手をかけている駒を守備駒で取れない形。(一間龍など。複雑な形もある)
 (2) 両王手。(合い駒不可。玉が逃げるか、王手をかけている駒を玉が自ら取るしかない)
 (3) 合い利かず。(合い駒をしてもすぐ取られて、実質的に詰み形が変わらない場合)

この中で特に気をつけたいのが(3)で、中級者でも「合い駒すれば、まだ手数が伸びる」と勘違いしている場合がある。「詰将棋」というパズルゲームのルールでは、「無効な合い駒は手数にカウントしない」ので、まずはp7の解説をよーく読んで納得しておこう。

カウントしてみたところ、(2)が145問(53%)、(3)(両王手を除く)が35問(13%)登場した。(1)も多数出現する。(2)(3)との複合が多いので、数えていないが、3〜4割は(1)という印象だった。

レイアウトは下図のようになっている。『入門編』のレイアウトとは少し違っている。レベルが上がるにつれてややこしい詰め上がりになるので、解答・解説の図面が増える。


10級〜8級(〜p41) 7級〜5級(p42〜p101) 4級〜1級(p102〜)



構成も『入門編』とは少し違っていて、似て非なる問題が2問1セット。わずかな形の違いで詰め手が変わることを学習できるようになっている点は同じである。ポンポン飛ばしていくと、上級者でもうっかりしてしまうような形も頻出するので、慎重に確認しながら進もう。

入門編』と本書をすべて解いた人には、実戦で1手詰めを見落として負けるようなことはないはずである。(2012Feb15)

※誤植・誤字等(第1版第1刷で確認):
ドリル164は詰まない。作意の▲1三馬は△同桂で不詰。問題図に▲1一飛を追加するか、△2一桂を抜けば作意通りになる。

※ちなみに本書の1手詰は、ソフトによっては無駄合いをして3手詰や5手詰としてくることがある。



【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
チャレンジシリーズ
[著者] 
森信雄
[発行年] 
2012年

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