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新・将棋全書(8) 縛り手必勝法 |
[総合評価] A 難易度:★★☆ 図面:見開き4枚(1章) 見開き一問一答(2・3章) 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
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【著 者】 佐藤大五郎 | ||||
【出版社】 日東書院 | ||||
発行:1966年6月 | ISBN: | |||
定価:250円 | 214ページ/19cm/H.C. |
【本の内容】 | ||||||||||||
◆内容紹介(はしがきより抜粋) |
【レビュー】 |
必至問題を中心とした寄せの問題集。 “基本例”では、基本的な必至の形を解説。すでに必至がかかった形を示してあることが多いので、あまり考える訓練にはならないが、「必至形」をイメージで覚えてしまうといい。 “実戦例”は、プロの実戦から取材した実戦必死問題。解答手順は結構長いが、慧眼の一手以外は平凡に迫っていけば寄る。なので、3手・5手くらいをしっかり読み切れればOK。あまり難問はないものの、結構歯ごたえのある問題が揃っている。これが全問正解できれば立派な有段者、最低でも三段はあるだろう。まれに「王手・詰めろの連続」で迫っていない問題もあるが、そこは“実戦”ということでご愛嬌。 “新作必死問題”は割とやさしめの必至問題。第2章の実戦問題よりもかなりやさしい。同じ大五郎の『鬼手・妙手【必至】精選120(上)/(下)』(日本将棋連盟,1998)では、実戦ではありえない形の問題が結構多かったが、本書の問題は非常に実戦的で、一目解いてみたくなる感じだ。 かなり古い本だが、必至の入門書としてはかなりの良書だ。(2004Oct07) |