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寄せと詰めの秘訣 詰将棋・次の一手付き |
[総合評価] B 難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 中級〜有段者向き |
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【著 者】 加藤一二三 | ||||
【出版社】 コルベ出版社 | ||||
発行:1976年5月 | ISBN: | |||
定価:790円 | 223ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
◆内容紹介(はじめのことばより抜粋) |
【レビュー】 |
中終盤限定・自戦記形式の実戦解説集。「カトリック・グラフ」に連載された将棋講座をまとめたもの。加藤九段が敬虔なカトリック信者であることはよく知られているが、キリスト教の月刊誌に将棋コーナーがあったことは驚き。 第1章では、加藤の実戦を題材に中終盤の戦い方を解説。駒落ち指導の実戦が約半分を占めているのが特徴的。1テーマあたり3〜5ページを使ってじっくり解説してあり、内容は充実している。ただ、細かい目次がなく、図面も飛びがちで読みづらいのが玉に瑕。 第2章は次の一手問題で、これも加藤の実戦がメイン。候補手が三択になっている。ほとんどの問題は最終盤なので、1章よりもしっかり読みきる必要あり。 第3章の詰将棋はオマケのようなもの。一気に問題図を並べ、巻末に解答をまとめてある。解答は▲・△の記号がなく、ちょっと読みにくい。 それにしても表紙の題字が加藤の和服とかぶってしまってすごく見づらい。ふち取りくらいすればいいのにね。(2005Aug24) |