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■窪田流四間飛車

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振り飛車新世紀(1)
窪田流四間飛車
[総合評価] B

難易度:★★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
構成:B
読みやすさ:B
上級〜有段向き

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【著 者】 窪田義行
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:1997年6月 ISBN:4-89563-681-X
定価:1,200円 223ページ/19cm


【本の内容】
第1章 定跡編 (1)対居飛車穴熊編=46p
 (桂急戦=18p,銀急戦=28p)
(2)山田定跡編=50p
 (△5四角型/△6五歩型/△4一飛型/大山流△4三金受け)
(3)その他急戦編=9p
 (対棒銀 角交換=4p,鷺宮定跡=5p)
(4)窪田流棒銀対策5七金型=22p
140p
第2章 実戦編 (5局) 80p

◆内容紹介
13歳から四間飛車一筋で通してきた棋士四段の窪田義行が、その力強いさばきを披露する。急戦への変化にも対応し得る四間飛車のシステムを定跡、実戦の両面から体系的に解説。


【レビュー】
△四間飛車vs▲居飛穴、△四間飛車vs▲急戦の定跡書。

本書の基本図は[右図]。▲居飛車・△四間飛車で、玉側の端歩の突き合い、△6ニ玉+△6四歩が特徴。通常、穴熊を目指す場合は端は受けないものだが、藤井システム登場以来、端を受けた上で居飛穴を目指す戦術が現れた。対して、後手が玉頭急戦を見せてけん制している。

右図]から、なおも居飛穴を目指したときの振飛車急戦、△6四歩型を咎めようと居飛車が▲3五歩急戦(山田定跡)に来たときの順が詳しい。

窪田流棒銀対策]では、振飛車が△6四歩を突かない形を解説。棒銀に悩んでいる方は、一度本書を読んでみると良い。
なお、解説は振飛車を手前にしてあり、振飛車有利で検討終了する変化が多め。

図面は多いが、それでも不足している感がある。本筋よりも変化を先に解説しているのもやや気になった。(2002Jun15)



【関連書籍】

[ジャンル] 
四間飛車vs急戦
[シリーズ] 
振り飛車新世紀
[著者] 
窪田義行
[発行年] 
1997年

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