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将棋の定跡(2) 現代矢倉の基礎知識(下) |
[総合評価] B 難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚(右1左3) 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 読みやすさ:B 有段向き |
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【著 者】 中村修 【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1994年6月 | ISBN:4-89563-603-8 | |||
定価:1,165円 | 217ページ/19cm |
【本の内容】 |
・3七桂戦法=170p ・3一角型の対策=42p ◆内容紹介 矢倉戦における理想的な展開とは。攻防のバランスが良い3七桂戦法を中村修・元王将がわかりやすく解説。 |
【レビュー】 | ||
相矢倉▲森下システムの定跡本。第1章・第2章とも左下図が基本図となっている。 第1章では、森下システムがテーマ。森下システムは、先手が玉の囲いを急いだあと、先手が▲3七桂-3八飛型を作ってから▲5七銀〜4六銀の理想形を目指すのが大きな狙いである。攻防のバランスが取れていて、相手の出方によって柔軟な対応ができる。一時期、プロで猛威を振るったが、△スズメ刺しに対して不満な展開になることが多く、すたれた。しかし最近また見直されつつあるようだ。 第2章では、後手が▲3七銀戦法や▲森下システムを嫌って、△6四角型にしないで積極的に動いてくる作戦を解説。(2002July10)
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