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王手!将棋戦国絵巻 | [総合評価] - 難易度:- 内容:(質)-(量)A レイアウト:A 解説:- 読みやすさ:- プロ棋士好きな人向き |
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【著 者】 炬口勝弘 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1994年5月 | ISBN:4-89563-598-8 | |||
定価:1,359円 | 127ページ/22cm |
【本の内容】 |
将棋戦国絵巻 '81〜'88=42p 将棋戦国絵巻 '88〜'92=52p 将棋戦国絵巻 '92〜=20p 女流棋界戦国絵巻=10p ◆内容紹介 谷川名人誕生から、羽生の名人戦まで、激動棋界の歩みを豊富な写真で振り返る、週刊将棋創刊10周年特別企画。20年近くの間に撮った20万枚に及ぶ写真の中から選びに選んだものを収録。 |
【レビュー】 |
棋士たちのスナップショットを集めた写真集。写真はすべてモノクロ。 著者の炬口(たけのくち)氏は、棋士の写真を撮り続けて20年(当時)。タイトル戦での記念写真的なものから、対局中の苦吟の表情を捉えたもの、棋士の日常の顔をすばやく切り取ったものなど、さまざまな場面で撮影し続けている。その膨大な写真たちの中から、200枚を厳選して撰集した。 本書に載っている写真の例をいくつか挙げておくと、 ・タイトル戦での棋士の表情 ・重要対局に向かう棋士の、駅ホームや路上でのスナップショット ・一流棋士の奨励会時代 ・女流棋士の子ども時代 ・愛煙家棋士がたばこを燻らす姿 ・物故棋士の現役時代 などなど。 注目はp86〜p87の加藤一二三特集「加藤先生が、好きです。」(加藤のさまざまな表情が20枚)、これは一二三ファンならずとも将棋ファンなら必見!他には、p114〜p115の村山聖九段(故人)の部屋、p74の中学1年の高橋和(引退)などが個人的なオススメ。(2007Mar09) |