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■四間飛車の基礎演習

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四間飛車の基礎演習
zoom
週将ブックス
四間飛車の基礎演習
[総合評価] C

難易度:★★★☆

見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:A
解説:B
中級〜上級向き

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【編】 週刊将棋
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:1992年6月 ISBN:4-89563-560-0
定価:854円 204ページ/18cm


【本の内容】
・次の一手問題=100問
第1問〜第41問 5七銀左戦法
 (棒銀/左4六銀/山田流▲3五歩/山田流△9七角
  /4五歩早仕掛け/二枚銀/鷺宮定跡
41問
第42問〜第49問 右4六銀戦法 8問
第50問〜第56問 右四間飛車(舟囲い/左美濃) 7問
第57問〜第64問 玉頭位取り戦法 8問
第65問〜第78問 5筋位取り戦法 14問
第79問〜第100問 左美濃戦法 22問

◆内容紹介
将棋のアマプロ問わず実戦例の多い振り飛車、四間飛車。本書はその基本をマスターするための次の一手の問題集。初段への必須ポイントを、戦型別にまとめてあり、定跡書と合わせて活用すれば、棋力アップは間違いありません。
(はじめにより抜粋)本書では、日々変化する定跡の中でほぼ確立していると思われる基本的な部分から選題し、戦法別に編集した。次の一手形式で自然にポイントが理解できるようになっているので、無理なく定跡がマスターできるはずである。


【レビュー】
定跡習得系の次の一手問題集。

MYCOMからは「定跡百科シリーズ『○○ガイド』」という、なかなか良書の定跡書群が出ている。それらに準拠する形の次の一手問題集として「定跡百科ワークブックシリーズ『○○マスター』」が出ているのだが、なぜか四間飛車だけはシリーズから外れる形になった。

本書も基本的には『四間飛車ガイド』『四間飛車ガイドU』にほぼ準拠。ただし『○○マスター』と違って、『ガイド』の参照ページは書かれていない。難易度は初級/中級/上級の3段階。

基本的に「定跡次の一手」で、最善の順を選んで互角、という問題が多い。そのため、知っていなければまず分からないものもあり、本書単品ではちょっとどうか…という感じ。「ガイド」と照らし合わせていく形で活用するのが良いだろう。

ところで、あまり内容には関係ないが、本書は裏透け対策が完璧。もともと透けにくい紙質の上に、問題タイトルを黒ベタにして、その裏に解答が来るように配置しているため、まったく透けていない。特にレイアウトの不自然さもない。詰将棋や次の一手など問題集系の本は、ぜひ本書のレイアウトを参考にしていただきたい。(2006May22)



【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集(定跡習得系)
[シリーズ] 
[著者] 
週刊将棋
[発行年] 
1992年

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