zoom |
週将ブックス 四間飛車の基礎演習 |
[総合評価] C 難易度:★★★☆ 見開き1問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:A 解説:B 中級〜上級向き |
||
【編】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1992年6月 | ISBN:4-89563-560-0 | |||
定価:854円 | 204ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||
・次の一手問題=100問
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
定跡習得系の次の一手問題集。 MYCOMからは「定跡百科シリーズ『○○ガイド』」という、なかなか良書の定跡書群が出ている。それらに準拠する形の次の一手問題集として「定跡百科ワークブックシリーズ『○○マスター』」が出ているのだが、なぜか四間飛車だけはシリーズから外れる形になった。 本書も基本的には『四間飛車ガイド』『四間飛車ガイドU』にほぼ準拠。ただし『○○マスター』と違って、『ガイド』の参照ページは書かれていない。難易度は初級/中級/上級の3段階。 基本的に「定跡次の一手」で、最善の順を選んで互角、という問題が多い。そのため、知っていなければまず分からないものもあり、本書単品ではちょっとどうか…という感じ。「ガイド」と照らし合わせていく形で活用するのが良いだろう。 ところで、あまり内容には関係ないが、本書は裏透け対策が完璧。もともと透けにくい紙質の上に、問題タイトルを黒ベタにして、その裏に解答が来るように配置しているため、まったく透けていない。特にレイアウトの不自然さもない。詰将棋や次の一手など問題集系の本は、ぜひ本書のレイアウトを参考にしていただきたい。(2006May22) |