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秘法巻之参 大覇道伝説 |
[総合評価] C 難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:A 解説:B 上級〜有段向き |
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【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1991年9月 | ISBN:4-89563-554-6 | |||
定価:971円 | 215ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
特別講義=6p |
【レビュー】 |
「伝説シリーズ」全5巻のうちで唯一、タイトルから中身が推測できない(笑)。前書きに「一気につぶされそうな不安な局面、攻めるか受けるか迷う局面、駒損が必至の局面など、ピンチを切り抜けていくためのテクニックを100パターンの実戦形で解説してある」と書いてあるので、ジャンルは「勝負手・逆転術」になるが、どちらかといえば「中盤戦を指しこなす本」といった感じか。 テーマ図は「苦しい局面をなんとか希望のある局面に持っていく」というのではなく、「一見苦しそうだが、正確に指せば良くなる局面を見逃さない」というスタンスが強い。ただ、次の一手問題のように正解を指せばハッキリ良くなるわけではなく、定跡の先の難所をいかに乗り切っていくか、という感じである。 内容は濃いと思うが、読んでるうちにしんどくなって途中でやめてしまった。わたしの大局観が悪いのかもしれないが、どうも形勢判断が合わないのだ。この本は人によってかなり評価が分かれると思う。中盤に苦手意識がある人にはかなり役立つだろう。(2003Apr13) |