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王将ブックス これが極秘の一手だ NHK杯戦にみる投了図100選 |
[総合評価] B 難易度:★★★ 見開き一問一答 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:B 中級〜向き |
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【著 者】 永井英明 | ||||
【出版社】 北辰堂 | ||||
発行:1992年3月 | ISBN:4-89287-107-9 | |||
定価:1,262円 | 237ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・各章にトーナメント表 |
【レビュー】 |
NHK杯の名場面集を集めた本、第二弾。 著者の永井氏は、NHK杯の司会を長く務めた人。本書では、参加棋士数が50名になった第31回から第40回まで、10年間の約500局の中から見ごたえのある投了図を取り上げている。その投了一手前の局面を、次の一手問題形式で出題。 …と、ここまで読んで気づかれただろうが、基本コンセプトは『NHK杯10年100局にみる勝負を決めた一手』(1991.10)とほとんど同じ。わずか半年の間に似たような本を出すとはどういうこっちゃい…という気がするが、こちらは投了図限定(一部は投了数手前)なので前著よりは答えがはっきりしている。 NHK杯では、たいていの棋士はアマ初段くらいの人にも分かるような局面まで指してから投了する。そのため、本書で取り上げられている問題は、即詰みに討ち取るか、必至をかけて勝ちというものがほとんど。実戦局面のため、正解が複数ある場合もある。 前著は“鑑賞”の傾向が強かったが、本書は“やさしい実戦の詰みと必至問題”という感じ。前著と同じB評価にしましたが、個人的には本書の方が好きです。(2004Sep30) |