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東大将棋ブックス 四間飛車道場 第三巻 左4六銀 |
[総合評価] A 難易度:★★★★☆ 図面:見開き6枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 有段向き |
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【著 者】 所司和晴 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2002年2月 | ISBN:4-8399-0642-4 | |||
定価:1,200円 | 222ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
◆内容紹介(MYCOMホームページより、一部割愛) |
【レビュー】 |
「△四間飛車vs▲左4六銀戦法」専門の定跡書。その中でも「▲6九金型」(右図)がメインテーマで、かなりのページ数を割いている。 「▲6八金型」は第3章で少し解説されているが、かなり省略されている(「○○も一局」という表現が多い)。第2章を熟読すれば解決する変化も多いが、詳しく知りたい人は他書を探した方が良い。『急戦!振り飛車破り(3)』や『羽生の頭脳 1』などを参照のこと。 注目は△3七歩(右図から▲3五歩△3二飛▲2四歩△同歩▲3八飛に△3七歩)。比較的新しい手で、この△3七歩の解説に50pを割いている。まだまだ研究の余地があり、本書が決定版とはいえないが、現在のところ一番詳しく解説されている。その他の形については、これまでの定跡の集大成といえるだろう。(2003Oct23) |