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東大将棋ブックス 四間飛車道場 第一巻 ミレニアム |
[総合評価] B 難易度:★★★★☆ 図面:見開き6枚 レイアウト:A 構成:B 読みやすさ:B 上級〜有段向け |
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【著 者】 所司和晴 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2001年10月 | ISBN:4-8399-0575-4 | |||
定価:1,200円(5%税込) | 222ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||
◆内容紹介(MYCOMホームページより) |
【レビュー】 |
△四間飛車vs▲ミレニアム(8九玉型)の定跡書。現在のところ(2002年5月現在)、ミレニアム関連の唯一の本。 藤井システムの猛威により、穴熊に組みにくくなった居飛車の新対策・8九玉。いろいろな名前で呼ばれていたが、この本を機に「ミレニアム」で定着したようだ。[右図]がミレニアムの一例。振飛車の角筋を避け、堅さでも穴熊に近いのが自慢の駒組みだ。 ほかの東大将棋シリーズと同様、どちら側にも肩入れすることなく、緻密な研究を解説してある。研究量と裏腹に分岐が多くなっていて、やや全体像を捕らえにくいが、もともと持久戦は定跡化しにくいのでしかたないだろう。ミレニアム戦特有の狙いと手筋を覚えるなら十分の内容。あとはカタログ的に使うと良い。 なお、振飛車が穴熊に組み替える指し方については記述なし。(2002May16) |
【関連書籍】 |
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