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最強居飛車穴熊マニュアル The Strongest Hibernaculum Castle with static Rook Manual |
[総合評価] A 難易度:★★★★ 図面:見開き5枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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【著 者】 佐藤康光 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:2003年1月 | ISBN:4-8197-0369-2 | |||
定価:1,500円 | 223ページ/21cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||
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【レビュー】 |
四間飛車vs居飛車穴熊の定跡書。まず最初に従来型の四間vs居飛穴を解説し、次に藤井システム、最後に相穴熊。藤井システム編は章を分け、先後の差にきっちり触れてあるのが好感度高し。『羽生の頭脳』ライクな良さをさらにグレードアップさせた感がある。非常にスマートにまとまっている印象を受けた。 本書はレイアウトが良く、非常に読みやすい。見開き内に初めの図と終わりの図が収められ、解説も見開き内でほぼ完結しているので、ページを見返すストレスが全くない。やや大きめの版型を十二分に生かしていると思う。実戦譜を各章ごとに載せているのも良い。 各章の項目が通し番号で分かりにくいのが唯一の難点だが、前から順に読んでいくときには差し支えない。上の表のようにまとめてあれば、さらに良かった。 居飛車スタンスで藤井システムを解説した本は数少ない。居飛穴を指したい方は、必見の一冊である。(2003Dec25) |