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【決定版】駒落ち定跡 八枚落ちから香落ちまで |
[総合評価] S 難易度:★☆ 〜★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)S(量)S レイアウト:A 解説:A 初心〜高段向け |
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【著 者】 所司和晴 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:2000年3月 | ISBN:4-8197-0209-2 | |||
定価:3,000円 | 479ページ/22cm/H.C. |
(新装版) zoom |
【決定版】駒落ち定跡 | [総合評価] S 難易度:★☆ 〜★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)S(量)S レイアウト:A 解説:A 初心〜高段向け |
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【著 者】 所司和晴 【推 薦】 羽生善治 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:2010年9月 | ISBN:978-4-8399-3708-9 | |||
定価:2,940円(5%税込) | 480ページ/21cm |
(再新装版) zoom |
【新装版】駒落ち定跡 | [総合評価] S 難易度:★☆ 〜★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)S(量)S レイアウト:A 解説:A 初心〜高段向け |
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【著 者】 所司和晴 【推 薦】 羽生善治 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:2023年4月 | ISBN:978-4-8399-8346-8 | |||
定価:3,080円(10%税込) | 480ページ/21cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
駒落ちの総合定跡書。 従来の駒落ち定跡を整理統合し、なるべく下手が勝ちやすい手順を中心に解説。同じような駒落ち総合定跡書の名著に『将棋大観』があるが、それと比べて非常に現代風な書き方で読みやすく解説されている。所司の定跡書では賛否両論な「東大将棋ブックス」シリーズが有名だが、本書の方は指し手の羅列ではなく、感覚にも触れた丁寧な解説なので理解しやすいと思う。 駒落ち定跡の進歩で“大観定跡”とは意味合いが異なる部分も多くなっているが、もちろんどちらの指し方でも棋力アップに有効だ。 三枚落ちと五枚落ちは無いが、初心者向けに八枚落ちの解説が加えられている。さらに、プロの指導で最もつまづきやすい二枚落ちと、道場の手合いで最も多い香落ちには多くのページが割かれている。 わたしは中田六段による指導は四枚落ちから始めたのだが、手合いが変わるたびに本書の該当箇所をまず目を通すことにしている。載っているのは特に代表的な手順なので、「ははぁ、上手はこういう内容を知っているのだな」と思える。本書だけで完璧……とまでは言えないのだが、少なくとも「駒落ち定跡の基本」として知っておくべき内容だ。 指導を受ける機会がある人、指導をする立場の人、駒落ちのある道場に通う人など、、初心者から高段者まで、10年使える定跡書だ。(2002初出,2007Feb03大幅書き直し) ※書名が平凡なので呼び方に困るが、本の装丁から「赤本定跡」と呼ばれることもあるようだ。 |