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ごく初心者のための“将棋の勝ち方” 将棋・終盤の総手筋 |
[総合評価] A 難易度:★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 初級〜上級向き |
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【著 者】 関根茂 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1978年3月 | ISBN:4-8197-0026-X 2276-0127-5892 |
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定価:650円 | 222ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
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【レビュー】 |
終盤の手筋を解説した本。これ一冊で、詰め・必至・寄せ・囲い崩し・受け・凌ぎが一通り学べる。 第1章で終盤のさまざまな手筋をランダムに解説。「紹介」と書いてあるが、ちゃんと「詳解」されている。手筋によっては1pだったり2pだったりだが、ほとんど見開き内で解説が終わるようになっており、初級者に配慮したレイアウト設計だ。“終盤初級”を脱出するには、とりあえずこの第1章だけでOK。 第2章は、第1章で得た基礎知識を次の一手形式で確認。第1章から少しだけ発展させた内容なので、ちょうど良いレベルだ。急に難しくならないし、物足りないということもない。 第3章はプロの終盤(関根九段の実戦も含む)を解説。ちょっとこの章は1/2章よりも難しいが、流れを鑑賞すれば良いだろう。 解説と問題のバランスが良く、初級者にはピッタリの本だと思う。(2004Jul11) |