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やまと先生の
入門!将棋教室 すぐに指せる、強くなる!!上達するから面白い!! |
[総合評価] A 難易度:★☆ 図面:見開き3〜4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A (前半フルカラー/後半2色刷) 解説:A 読みやすさ:A 初心者向き |
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【著 者】 高橋和 | ||||
【出版社】 日本文芸社 | ||||
発行:2003年12月 | ISBN:4-537-20241-6 | |||
定価:800円 | 160ページ/21cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||
【まんが・イラスト】ぬえりつき(「ぬえ」=「空+鳥」)
⇒ HP
◆内容紹介(日本文芸社HPより) |
【レビュー】 |
こども向けの将棋入門書。 マンガと解説が半々くらいで織り交ぜてあり、メリハリがある。前半はフルカラーで、後半は二色刷。基本的にルビつきだが、そのページで一度出た漢字はルビ無しなので、クドくなくて良い。小学3〜4年くらいが対象。 マンガの登場キャラは、小学3年のマナブ、宇宙人(!)のピンフ、天才犬(!!)のケンケン。この3人(?)がボケとツッコミをかましながら、将棋を説明していく。設定はちょっとアレ(笑)だが、意外に違和感がなくて面白い。入門書にありがちな「やる気ゼロ」の絵ではなく、現代風の親しみやすい絵。実はケンケンの正体は…(←これは最後まで読んでのお楽しみ) 一応、駒の動かし方や基本ルールの説明から書いてあるが、メインは「将棋の考え方」。細かい知識やテクニックよりも、「思想」や「指針」を重視。将棋の本質に近いところを教えているので、自分の力で考える能力が養えそう。こういうところから入った子は、すぐに飽きて投げ出したりはしないんじゃないかな。 特に突出した部分はないが、全体的にバランスが良く、非常に読みやすかった。子ども向け入門書としては良書。(2005Sep15) ※おっと、忘れるところだった。やまと先生の写真は、表紙もコミで24枚。すべて違う写真なので、ファンは要チェック。 |