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■一人で楽しめる詰将棋100題

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一人で楽しめる詰将棋100題 一人で楽しめる詰将棋100題
超短編の三手詰から奇手・妙手の九手詰まで
[総合評価] B

難易度:★★
  〜★★★

見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:B
解説:A
初級〜上級向き

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【著 者】 佐瀬勇次
【出版社】 日本文芸社
発行:1992年9月 ISBN:4-537-01577-2
定価:800円 220ページ/18cm


【本の内容】
・詰将棋=計100問
3手詰=25問/5手詰=25問/7手詰=25問/9手詰=25問

◆内容紹介
将棋を覚えたばかりの方から上級者に至るまで、それぞれの棋力に応じて三手詰から九手詰までさまざまな変化にとんだ100題を集めた一人で楽しめる詰将棋集。


【レビュー】
短手数の詰将棋問題集。3手詰〜9手詰を100問。

まず、ヒントがかなり詳しい。1問あたり約170字で、詰将棋のコツやその問題の着目点などを詳しく述べているので、読み甲斐十分。もちろんヒントを見たくない人は見なくてもOK。上段が問題図で下段がヒントなので、いきなりヒントが目に入ってネタバレしてしまうことはほぼないだろう。

次に、解説はさらに詳しい。1問あたり図面2枚+約270字のボリュームで、見開き1問タイプの短手数詰将棋本としては出色。失敗手順にもフォローが行き届いているところが嬉しい。

問題の難易度は比較的易しめ。10段階でLv.3〜Lv.6くらい。比較的解後感の良い問題が多いが、手順前後や紛れに入ると守備駒が綺麗に利いてきて詰まない…というものも多く、「スッキリとシッカリが両立」しているという印象だった。

評価はBとしているが、問題数100問の詰将棋本としてはかなりの高評価だと思ってほしい。(2007Apr21)



【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
[著者] 
佐瀬勇次
[発行年] 
1992年

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