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塚田泰明の速攻将棋 超急戦!! 殺しのテクニック |
[総合評価] A 難易度: ★★★☆ 図面:見開き4〜6枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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【著 者】 横田稔 【監 修】 塚田泰明 | ||||
【出版社】 高橋書店 | ||||
発行:1988年12月 | ISBN:4-471-13136-2 | |||
定価:1,000円 | 206ページ/19cm |
【本の内容】 |
・戦法数=30、塚田実戦譜=3 (相掛かり▲3七桂/鎖鎌銀/角換わり棒銀大友流の裏/角換わり相早繰り銀/雀刺し/矢倉△居玉棒銀/カニカニ銀/雁木/ヒネリ飛車/相掛かり塚田スペシャル/対中飛車▲1六角/対四間飛車▲速攻4六銀/石田崩し/棒銀対振り穴/単騎桂対振り穴/居飛穴対策/メリケン向飛車/ヒラメ/中飛車ハメ手/奇襲袖飛車/向飛車▲6六角/阪田流向飛車/升田式石田流/相早石田/筋違い角矢倉/相横歩取り/5筋突き合い相横歩取り/横歩取り△4五角/横歩取り△2三歩型) ◆内容紹介 将棋の魅力はなんといっても攻めることにある。本書はいわゆる普通の定跡書ではない。柔道や空手に“型”があるように、将棋にも攻めの“型”というものがある。その型を30パターンお見せしようというわけだ。30種、どの戦法をとっても敵の意表をつく妙手、好手、奇手がちりばめられている。 |
【レビュー】 |
超急戦戦法の解説書。 各章にミステリー小説のようなサブタイトルがついていてユーモラスだが、 内容は本格的。プロの実戦に現れたことがある超急戦やB級戦法が掲載されている。 手数の短い超急戦だけに、似た局面が実戦に登場することもしばしば。 しかしこの本の秀逸なところは、章末に対抗方法が載っていること!ハメ手は少ないので、対抗してもされてもいい勝負になるが、攻め側が一方的に良くなって終わる本が多い中、すばらしい構成だと思う。 |