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九級から一級までの詰将棋 | [総合評価] C 難易度:★〜 ★★★☆ 見開き1問(図面3枚) 内容:(質)B(量)A 解答の裏透け:C 解説:C 初心〜上級向き |
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【著 者】 内藤国雄 | ||||
【出版社】 成美堂出版 | ||||
発行:1995年11月 | ISBN:4-415-04647-9 | |||
定価:951円 | 382ページ/15cm |
【本の内容】 |
・詰将棋=計180問 1手詰=5問 3手詰=15問 5手詰=36問 7手詰=42問 9手詰=22問 11手詰=31問 13手詰=10問 15手詰=1問 ◆内容紹介 数多くの詰将棋を解いていくことが上達への近道です。初級者はそのレベルの詰将棋を解いて〈読み〉の能力をつけ、さらに一級上のレベルに挑戦することで〈地力〉を養成することができます。中・上級者にとっても、基礎的な問題をたくさん解くことで、寄せ、終盤の〈感覚〉をきたえ、初段目前の人が直面するカベの突破に役立ちます。 |
【レビュー】 |
『詰将棋問題集七・八・九級』『詰将棋問題集四・五・六級』『詰将棋問題集一・二・三級』の3冊の合本。 手筋もの中心の良問ぞろいで、ヒントも分かりやすい。が、解説はちょっと淡白なので、盲点に堕ちて分からなかったときに答えを見ても、理解するまで時間がかかる。 一方で、1手詰〜15手詰が一冊の本に収まっているのは無意味。対象棋力が広すぎる。それに棋力診断の「10分で○級」「15分で○級」というのもどうかと思う。アマの実戦でそんなに長考することはない。また、紙が透けていて、裏の答が見 えてしまってるのも大きなマイナスだ。 詰将棋を手当たり次第に解いていきたい人にならオススメできる。 (2002July18) |