zoom |
LET'S PLAY SHOGI 詰将棋 実力テスト 一・二・三級 |
[総合評価] B 難易度:★★★☆ 見開き2問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A (二色刷) 解答の裏透け:A 解説:B 中級〜有段向き |
||
【著】 野口益雄 【監 修】 田中寅彦 | ||||
【出版社】 成美堂出版 | ||||
発行:1989年9月 | ISBN:4-415-04643-6 | |||
定価:699円 | 159ページ/19cm |
【本の内容】 | |||||||||||||||
・詰将棋 計140問
◆内容紹介(表紙見返しより) |
【レビュー】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上級向け詰将棋本。詰将棋本としては大きめのB6判に、二色刷りで盤面が見やすい。 標準的な難度の7手詰・9手詰を140問収録している。解いてみた印象では、 (難)5章>2章>4章>1章>3章(易) という感じだが、全体的なレベル差はあまりない。 右側に問題タイトルとヒント(2行程度)、上側に手数表示。ヒントは「初手は持ち駒を打つしかない。」「○○が有力ですが、それで詰むでしょうか。」など、問題によってはかなりの助けになるので、見たくない人はがんばって隠そう。手数は章題でバレているので、隠したい人も諦めてください(笑)。 解答は図面を3枚ずつ使用。再掲図があるのがありがたい。ほとんどの問題には「途中図」があるので、解けなかった人もそこから3手詰・5手詰としてやってみると良い。詰め上がり図がないのと、紛れの多い問題でも解説があっさりしているのがちょっとだけ不満。 本書は自分で棋力判定ができるようになっている。どの問題も制限時間は7分。全体でおよそ半分を正解できれば、二段以上と判定される(下表)。本のサブタイトルは「一・二・三級」だが、表のように初段・二段クラスでも歯ごたえがある。わたしはなんとか半分以上は解けたかな?(^-^;A (2005Apr14)
|