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■将棋悪手集/将棋手筋練習帖(1)

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将棋タウンさんthx!
MAN TO MAN BOOKS
スラスラ咎める 将棋悪手集
[総合評価] B

難易度: ★★

見開き2問(天地逆)
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:B
初級〜中級向き

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【著 者】 青野照市
【出版社】 山海堂
発行:1980年1月 ISBN:4-381-00604-6
定価:760円 200ページ/18cm
(復刻版)

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マンツーマンブックス
中級者向
新装版 将棋手筋練習帖(1)
〜悪手と本筋〜
 

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【著 者】 青野照市
【出版社】 山海堂
発行:2002年12月 ISBN:4-381-10455-2
定価:952円 200ページ/18cm


【本の内容】
手筋編 攻めの歩(32問)|受けの歩(14問)|
桂香の使い方(14問)|金銀の使い方(18問)|
飛角の使い方(12問)|美濃囲いの崩し方(10問)
200p
実戦編 相居飛車の部(38問)|振飛車の部〔先手居飛車〕(6問)|
振飛車の部〔先手振飛車〕(30問)|駒落ちの部(12問)|
終盤の部(14問)
200p


【レビュー】
次の一手問題集。

2問1組で、1問目が先手が指した悪手を後手番で咎める問題、2問目が先手は悪手を指さずにどうすればチャンスを生かせたかを問う問題、という面白い構成になっている。論より証拠、下図をご覧いただこう。

 

左図が本書の第1問(後手番)。▲2三歩と打ってしまった局面だが、これはチャンスを逃した悪手。△3一角と引けばこれ以上の攻めがなく、先手の失敗型となる。右図が第2問で、第1問の一手前の局面(先手番)。ここで▲2四歩と垂らせば、次の▲2三歩成が受からず先手の成功型となる。

このように、初心のころについやってしまいがちな悪手を指摘し、筋の良い本手に導くのが本書の特長である。そういえばわたしも初心のころは左図のような失敗をした覚えがあります。それも頻繁に(笑)。

問題が進むにつれて少しずつレベルが上がり、最終的には上級クラスの問題になる。レベルの上がり方が自然なので、10級クラスの人が本書を全て終えるころには、5級以上になっていると思う。解説もこのシリーズの中ではまずまず親切。(やっぱり書く人によって違うらしい)(2003Jun22)



【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集
[シリーズ] マンツーマンブックス
[著者] 
青野照市
[発行年] 
1980年 2002年

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