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三一将棋シリーズ 次の一手でわかる 寄せの決め手 |
[総合評価] C 難易度:★★ 〜★★★★ 見開き1問1答 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:B 中級〜有段者向き |
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【著 者】 大内延介 | ||||
【出版社】 三一書房 | ||||
発行:1994年1月 | ISBN:4-380-94205-8 | |||
定価:1,553円 | 238ページ/19cm |
【本の内容】 | |||||||||||||||
・次の一手問題=93問
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
次の一手問題集。 タイトルからは最終盤の問題を連想するが、実際は中終盤がメイン。必至や詰めろ逃れの詰めろ、詰みを問う問題はあまりない。 第1章は易しい詰めろ問題や必至問題。金で挟撃する形や、玉頭を銀で押さえて金桂が持ち駒で必至、という上級者にはおなじみの基本的な問題だ。 第2章は定跡からの次の一手問題。駒落ち定跡からの出題や、鬼殺し・早石田の防ぎ方など。第1章・第2章はほとんどが級位者向けの問題。 第3章は大内の実戦からだが、急に難しくなる。2〜3問がワンセットになっているので、特に1問目で正解を読み切るのは非常に難しくなっている(なにしろ相手のプロだってまだ投了しない局面なのだから)。 各問の質や解説のレベルはまずまずなのだが、対象棋力者がいまひとつハッキリしなかった。惜しい一冊。(2005Nov04) |