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■駒落ち定跡から覚えよう 将棋初級入門

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駒落ち定跡から覚えよう
将棋初級入門
[総合評価] D

難易度:★☆

図面:見開き6枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
解説:C
読みやすさ:B
初級〜中級向き

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【著 者】 清野静男
【出版社】 悟桐書院
発行:1978年10月 ISBN:4-340-07107-2
0076-571068-2368
定価:680円 190ページ/18cm


【本の内容】
第一章 将棋の基礎知識 (1)盤面の符号 (2)駒の並べ方 (3)駒の動かし方と性能
(4)禁じ手について (5)持将棋の規約について
(6)駒割り(段級差の手合い制) (7)玉の囲い方の名称
(8)戦法の名称 (9)将棋用語の解説
26p
第二章 駒落ち将棋の定跡 ・駒落ち将棋必勝の急所=5p
(1)六枚落ち=20p
(2)五枚落ち(右桂・左桂)=31p
(3)四枚落ち=17p
(4)三枚落ち(右香・左香)=26p
(5)二枚落ち(ニ歩突っ切り・5五歩止め・銀多伝)=40p
(6)飛香落ち(右四間飛車)=6p
(7)飛車落ち=6p
(8)角落ち(矢倉定跡)=3p
(9)香落ち(△3四銀型)=3p
157p


【レビュー】
駒落ち定跡をなぞりながら、将棋のコツをつかむための本・第1弾。

本書では、駒の動きとルールを覚えたばかりの初心者がターゲット。駒落ち定跡をベースに、将棋の流れと手筋を習得できることを狙っている。

メインは第二章の六枚落ち〜二枚落ち。だいたい2手ごと(上手1手、下手1手)に盤面図と解説が挿入されていて、2色カラーで見やすいので、脳内将棋盤がない方でもOK。ただし、第2弾と同様、解説量は少なく、あまり詳しくない。指し手をなぞっただけのものも多いので、定跡書としては使えない。

飛香落ち〜香落ちはほぼオマケ。第一章もかなり簡単な解説で、間違いやすいところも飛ばしてある。

ハッキリ言って、初心者が読んでも全然分からないだろうし、上級者にはあまりにも物足りない。帯に短し、たすきに長し、残念な一冊。(2004Jul08)



【関連書籍】

[ジャンル] 
駒落ち定跡
[シリーズ] 
[著者] 
清野静男
[発行年] 
1978年

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