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駒落ち定跡から覚えよう 将棋初級入門 |
[総合評価] D 難易度:★☆ 図面:見開き6枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:C 読みやすさ:B 初級〜中級向き |
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【著 者】 清野静男 | ||||
【出版社】 悟桐書院 | ||||
発行:1978年10月 | ISBN:4-340-07107-2 0076-571068-2368 |
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定価:680円 | 190ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||
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【レビュー】 |
駒落ち定跡をなぞりながら、将棋のコツをつかむための本・第1弾。 本書では、駒の動きとルールを覚えたばかりの初心者がターゲット。駒落ち定跡をベースに、将棋の流れと手筋を習得できることを狙っている。 メインは第二章の六枚落ち〜二枚落ち。だいたい2手ごと(上手1手、下手1手)に盤面図と解説が挿入されていて、2色カラーで見やすいので、脳内将棋盤がない方でもOK。ただし、第2弾と同様、解説量は少なく、あまり詳しくない。指し手をなぞっただけのものも多いので、定跡書としては使えない。 飛香落ち〜香落ちはほぼオマケ。第一章もかなり簡単な解説で、間違いやすいところも飛ばしてある。 ハッキリ言って、初心者が読んでも全然分からないだろうし、上級者にはあまりにも物足りない。帯に短し、たすきに長し、残念な一冊。(2004Jul08) |