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5手詰めから15手詰めまで 中村修の不思議流詰め将棋 ─詰め棋力判定付き─ |
[総合評価] C 難易度:★★★ 見開き1問 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:C 解説:A 中級〜有段向き |
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【著 者】 中村修 | ||||
【出版社】 池田書店 | ||||
発行:1989年2月 | ISBN:4-262-10286-6 | |||
定価:650円 | 198ページ/18cm |
【本の内容】 | |||||||||||||||
◆内容紹介(見返しより・抜粋) |
【レビュー】 |
5〜15手の詰将棋問題集。 「不思議流」とは中村七段の愛称で、指し将棋でたまに他の棋士ではとうてい考えつかない感覚の手を指すことから名付けられたもの。中村は新手・新戦法にチャレンジすることも多く、意外と棋界の先駆者である。ただ、すぐにやめてしまうことが多く、「中村流」の冠がついた有名戦法はいまのところないのが残念。 本書の詰将棋はいたって標準的で、不思議っぽいところはない。各問には棋力判定がついていて「5分以内で○○」となっている。時間制限は全問5分。棋力は3級〜三段となっている。5分という時間はちょうどよく、アマのことをよく考えて設定されていると思う。 最初の方の5手詰はかなり難しく感じたが、7手・9手以降はそれほどでもなかった。手数が増えても難しくならないところが“不思議流”かな?(笑) (2004Jul09) |