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■現代矢倉の思想/現代矢倉の闘い

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未来の定跡
現代矢倉の思想
[総合評価] S

難易度:★★★★

図面:見開き4〜5枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
矢倉を始めたい有段者、
矢倉党の級位者向け

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【著 者】 森下卓
【出版社】 河出書房新社
発行:1999年5月 ISBN:4-309-72191-5
定価:1,300円 222ページ/19cm

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未来の定跡
現代矢倉の闘い
[総合評価] A

難易度:★★★★

図面:見開き4〜5枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
矢倉を始めたい有段者、
矢倉党の級位者向け

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【著 者】 森下卓
【出版社】 河出書房新社
発行:1999年8月 ISBN:4-309-72192-3
定価:1,300円 222ページ/19cm


【本の内容】
◆現代矢倉の思想
第1章 基本の32手と後手急戦 54p
第2章 矢倉の原点・加藤流 28p
第3章 加藤流の攻防 48p
第4章 21世紀の主役・森内流 30p
第5章 郷田流3八飛戦法 40p
第6章 佐藤流3五歩早仕掛け 16p
◆現代矢倉の闘い
第1章 ▲4六銀の発見 36p
第2章 現代矢倉の攻防 54p
第3章 最強の森内流 32p
第4章 5八飛戦法 50p
第5章 進化する森内流 40p
エピローグ 矢倉はどこへ行くのか

4p


【レビュー】
図面:矢倉△森内流現代矢倉の中でもっとも主流である▲3七銀〜▲4六銀戦法の攻防をテーマとし、21世紀に主流となる戦法として後手森内流[右図]をメインに解説してある。通常の解説の他に、随所に森下自身の考え方が盛り込まれ、読みやすい。

『〜思想』の最初の「基本の32手と後手急戦」が秀逸。基本の32手がなぜ指されているか、後手の急戦(超急戦棒銀・陽動振飛車・急戦右四間・矢倉中飛車)にはどう対応したらいいか、なぜ森下システムが指されなくなったかが丁寧簡潔に解説されているので、安心して本格矢倉の解説に移行することができる。また『〜闘い』のエピローグ「矢倉はどこへ行くのか」(4p)は読み得。

矢倉を指したいがどうしたらいいか分からなかった有段者に特にオススメしたい。

唯一の欠点は、どちらが上巻か分かりにくいことぐらいか(笑)。『思想』が上巻。(2002Apr13)


〔2013Jan17追記〕『現代矢倉の思想』のチャートを作成しました。ご活用ください。




【関連書籍】

[ジャンル] 
定跡書(矢倉)
[シリーズ] 
未来の定跡
[著者] 
森下卓
[発行年] 
1999年

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