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■谷川流・将棋は終盤

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谷川浩司の将棋新研究(4)
谷川流・将棋は終盤
[付]詰め将棋と必死問題
[総合評価] B

難易度:★★★☆

見開き一問一答
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
中級〜上級向き

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【著 者】 谷川浩司
【出版社】 池田書店
発行:1985年4月 ISBN:4-262-10304-8
定価:750円 238ページ/18cm


【本の内容】
第1章 終盤・読みの
組み立て方と実例
(1)終盤について (2)実例 (3)まとめ
(4)米長-谷川戦の終盤より (5)田中寅-谷川戦の終盤より
44p
第2章 詰め方と
詰将棋50
(1)詰め将棋と実戦 (2)詰将棋とは
(3)詰将棋のルール (4)詰将棋の解き方
・詰めの問題50(5手詰〜17手詰)
116p
第3章 必死のかけ方と
必死問題20
(1)必死と実戦 (2)必死のルール (3)必死について
(4)必死問題の解き方 (5)詰将棋との関連性 (6)長編必死
・必死の問題20(1手必死〜9手必死)
70p


【レビュー】
詰将棋・必至問題を中心とした、終盤解説書。

第1章では、1手スキ・2手スキ・3手スキ…の考え方を部分図と実戦例で詳解。実戦例では、一手ごとに変化する“○手スキ”を表にまとめているのが目新しい。これを見るだけでも、本書の価値は十分にある。2例しかないのがちょっと残念。

第2章・第3章は詰将棋問題と必至問題。ルールや解き方について詳しく述べているので、特に必至問題が初めての方にも有用。ただし収録されている問題(特に必至問題)はやや難しめ。

“将棋新研究”四部作はこれで完結だが、なかなか読み応えのあるシリーズだった。(2004Jan02)



【関連書籍】

[ジャンル] 
終盤の手筋
[シリーズ] 
谷川浩司の将棋新研究
[著者] 
谷川浩司
[発行年] 
1985年

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