zoom |
谷川浩司の将棋新研究(4) 谷川流・将棋は終盤 [付]詰め将棋と必死問題 |
[総合評価] B 難易度:★★★☆ 見開き一問一答 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
||
【著 者】 谷川浩司 | ||||
【出版社】 池田書店 | ||||
発行:1985年4月 | ISBN:4-262-10304-8 | |||
定価:750円 | 238ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
|
【レビュー】 |
詰将棋・必至問題を中心とした、終盤解説書。 第1章では、1手スキ・2手スキ・3手スキ…の考え方を部分図と実戦例で詳解。実戦例では、一手ごとに変化する“○手スキ”を表にまとめているのが目新しい。これを見るだけでも、本書の価値は十分にある。2例しかないのがちょっと残念。 第2章・第3章は詰将棋問題と必至問題。ルールや解き方について詳しく述べているので、特に必至問題が初めての方にも有用。ただし収録されている問題(特に必至問題)はやや難しめ。 “将棋新研究”四部作はこれで完結だが、なかなか読み応えのあるシリーズだった。(2004Jan02) |