3･5･7手の詰め将棋　＠将棋　棋書ミシュラン！

zoom	3･5･7手の詰め将棋 ─詰め棋力判定付き─		[総合評価]　C 難易度：★★ 見開き二問二答内容：（質）B（量）C レイアウト：A 解答の裏透け：C 解説：A 読みやすさ：A 初級以上向き
	【監　修】　中原誠　【構　成】　田代正夫
	【出版社】　池田書店
	発行：1988年9月	ISBN：4-262-10285-8
	定価：650円	198ページ／18cm

【本の内容】

詰将棋のルール	詰将棋には、普通の将棋とは違うルールがあり、そこに独自の面白さを生み出しています。ルールの要点を最初にまとめておきました。	6p
3手詰め20題	詰将棋の初歩です。やさしいはずが案外てこずったりします。いわゆる詰将棋の基本パターンが分かると思います。	42p
5手詰め30題	手数が伸びた分変化も多くなり、詰将棋らしくなってきます。 3手詰めの要領を応用して挑戦してください。	62p
7手詰め30題	7手詰めが解けるようになれば、詰将棋も初級から中級クラスへ移れます。基本手筋を生かして頭をひねってください。	62p
古作詰め将棋10題	江戸時代以降に作られた傑作詰将棋の中から、初級・中級・上級向きを選んでみました。全問正解ならすごい。あなたの棋力は二段クラスでしょう。	22p

【レビュー】

3･5･7手の超短手数詰将棋問題集。計80問＋古典10問。

問題は結構易しい。同じ3･5･7手の『ラクラク詰将棋』(2002)よりも、1段階くらい易しい感じ。下段には「○分で○級」という、おなじみの棋力判定が書かれている。制限時間は5分か10分のどちらかで、棋力の目安は6級から初段まで。比較的甘めかな？

解説はかなり詳しい。各問ごとに、問題再掲図・詰め上がり図・失敗図の3つの図面を用いて解説してあり、非常に分かりやすく読みやすい。

最後の古作10問は、3手詰～11手詰を収録。こちらはやや難しいものもあるので、解けなくても気にしなくて良い。
残念なのはボリューム不足なところ（←実はかなり評価に響いてます）。あと、解答は思いっきり裏透けしている。左手で隠せる位置なのが幸いか。(2004Apr01)

【関連書籍】

[ジャンル]　詰将棋
[シリーズ]　
[著者]　中原誠　田代正夫
[発行年]　1988年

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