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気持ちいいほど勝負手がわかる 勝つ将棋・大駒の切り方 |
[総合評価] B 難易度:★★☆ 見開き一問一答 内容:(質)A(量)B レイアウト:A(2色刷) 解説:A 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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【監 修】 中原誠 | ||||
【出版社】 池田書店 | ||||
発行:2000年3月 | ISBN:4-262-10127-4 | |||
定価:1,000円 | 191ページ/18cm |
【本の内容】 | |||||||||
◆内容紹介(見返しより) |
【レビュー】 |
大駒問題に特化した次の一手問題集。 大駒を切るor捨てる手が決め手になったときはとても気持ちが良い。大駒を切る手が発生すればそれで満足、という人もいるくらいだ(笑)。しかし大駒を切るタイミングの見極めが重要。切りどころを間違えれば、決め手どころか指し過ぎになってしまう。本書は、大駒を切るときの小技・大技を織り交ぜた次の一手問題をたくさん解説している。 初級者ほど大駒を惜しむものだが、本書の85問にチャレンジすれば、実戦でもズバズバと大駒を切れるようになると思う。わたしは級位者時代にこの本にはかなりお世話になった。評価はBとしたが、Aにかなり近いと思って良い。飛車を切ったことのない方には必読の書といえるだろう。ちなみに見返しの内容紹介に「大人のための将棋再入門書」とあるが、漢字さえ読めれば子どもにもオススメ。 なお、同時期の類書に『華麗なる将棋大技テクニック』がある。本書は問題数では劣るが、読みやすさでは優るので、読むなら本書を先にした方が良いだろう。(2004Jan24) |