※( )内の数字は持時間です。
第一局 |
昭和2年 六段大争覇戦
(明暗将棋合戦) |
▲六段 時田慶三郎 △六段
神田辰之助 |
10p |
第二局 |
昭和2年
高段平手紅白試合 |
▲六段 飯塚勘一郎 △六段
金子金五郎 |
15p |
第三局 |
昭和2年
高段平手紅白試合 |
▲六段 石井秀吉 △八段
花田長太郎 |
18p |
第四局 |
昭和2年
高段平手紅白試合
(問題提起の一局)途中にて中止 |
▲六段 宮松関三郎 △八段
花田長太郎 |
8p |
第五局 |
昭和4年
少年棋客出世将棋
(一日指し切り制) |
飛落▲二段 塚田正夫
△八段 土居市太郎 |
18p |
第六局 |
昭和4年
日本将棋選手権戦(15) |
▲七段 金子金五郎 △八段
花田長太郎 |
20p |
第七局 |
昭和4年
日本将棋選手権戦(15) |
▲七段 金子金五郎 △八段
木村義雄 |
20p |
第八局 |
昭和12年
坂田木村大棋戦(30)
(南禅寺の対決) |
▲八段 木村義雄 △坂田三吉 |
45p |
第九局 |
昭和12年
坂田花田大棋戦(30)
(天竜寺の対決) |
▲八段 花田長太郎 △坂田三吉 |
56p |
第十局 |
昭和13年 両名人模範戦(11)
(名人就位直後の一局) |
▲名人 木村義雄 △関根金次郎 |
21p |
第十一局 |
昭和15年
名人対七八段戦優勝者(11) |
▲八段 金子金五郎 △名人
木村義雄 |
17p |
第十二局 |
昭和15年
名人八段勝抜戦(11) |
▲八段 塚田正夫 △八段
神田辰之助 |
26p |
第十三局 |
昭和15年
名人八段勝抜戦(11) |
香落 ▲八段 塚田正夫
△名人 木村義雄 |
14p |
第十四局 |
昭和15年
名人八段勝抜戦(11) |
▲八段 土居市太郎 △名人
木村義雄 |
18p |
第十五局 |
昭和16年
名人八段勝抜戦(11)
(十人抜阻止の一局) |
▲八段 神田辰之助 △名人
木村義雄 |
16p |
・「新聞将棋の開拓者
北斗星」(越智信義)=10p
・菅谷北斗星書誌目録(越智信義)=2p
◆内容紹介(裏表紙見返しより)
いまの短篇観戦記に馴れた読者には想像もできぬような情理そなわった大長篇観戦記「南禅寺の対決」「天竜寺の対決」は驚異であろう。十六年間、沈黙を守っていた臥竜坂田三吉を出廬させ、近代将棋の代表たる木村義雄、花田長太郎と戦わせたビッグイベントは近世将棋史の華だ。本書にはその二長篇のほか、往年の名棋士たちを躍動させて全十五局。北斗星の美文を御覧あれ。
|